歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったり生きる』

『病院スクランブル』 第2回 変化

  

第2回 変化

 

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2019年2月26日 精神科

 

「錠剤を出しましょうか?」

T先生が突然、言い出した。

 

「何の錠剤でしょう?」

「鉄分を補給する錠剤ですよ」

「あなたの身体は弱っている。

 特に消化・吸収の能力が弱い。

 糖質制限をしたら、カロリー不足で倒れてしまう」

「まずは内臓を元気にしましょう。

 あなたは鉄分、タンパク質、ビタミンB群、亜鉛を優先して

 多く摂るようにしください」

「鉄分と、足りていないビタミンB群の錠剤を出しますね」

 

前回の診察と話が違う

私は驚きを顔に出さないよう、必死になった。

 

2月12日の診察では、錠剤を出すなんて言われなかった。

食事の指導で、ある本を紹介された。

 

”うつ消しごはん”

 

精神科医である藤川徳美先生が書いた

心と体を治す食事を伝える本だ。

 

T先生の病院が薬療法から食事療法に切り替えたのは、

藤川徳美先生がきっかけだ。

T先生は『食事で心の病が治るのか?』と疑問に思いながらも

”うつ消しごはん”に書かれた通り、患者にアドバイスしたらしい。

 

その結果は驚きだった。

 

食事で患者の心だけでなく、体も治っていく

 

以来、T先生の病院は薬で症状を抑えるのではなく、

心の病を食事中心で癒し、患者を社会に復帰させていく

素晴らしい病院に変わったのだ。 

 

それが3年前の話だ。

 

私も”うつ消しごはん”のアマゾン販売ページを

印刷した紙を渡された。 

 

「本は読めますか?」

「むしろ大好きです。

 1日でも本を読まないと落ち着きません」

「それは良かった。

 ここに来る人は、本も読めないほど

 弱っている人も多いんですよ。

 本が読めるなら、回復は早いですね。」

「”うつ消しごはん”を参考に、食事をしてください。

 紹介されているプロテインやサプリも、利用してくださいね」

「タンパク質、鉄分を優先して増やしてください」

 

そう、前はサプリを買ってくれと言われたのだ。

しかも優先する栄養素は、タンパク質が先で鉄分が後だった。

他の栄養素なんて、語られてすらいない。

 

私は気づいてしまった。

 

薬を出されるくらい

優先順位が変わるくらい状況が悪いのだと……。

 

それを証明するかのように

T先生が鉄分補給の薬の、副作用について説明を始めた。

 

私が幼いころに、薬で副作用が出たことがある

と知っているのに

 

自分の体のまずさに

焦りの気持ちを抑えることができなかった。

 

 

うつ消しごはん―タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!

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