第59回 価値は物々交換
2019年3月7日 自宅
ネット小説を楽しんでいたら、12時を回っていた。やはり小説はいい。体力と精神力が、見事に回復した。しんどい時は寝るか、好きなものを満喫するかの二択である。
ちょうどいい時間だ。友人に読み比べた『心療内科に行く前に食事を変えなさい』『うつ消しご飯』の違いと共通点を伝える。
”『心療内科に行く前に食事を変えなさい』は実践派好み、『うつ消しご飯』は研究派好みで、鉄分とタンパク質が大事だという基本は、どちらも同じだったよ”
2時間後に、返事をもらった。
”基本が同じで、ホッとしました。ありがとう”
こちらこそ
知らない本を教えてくれて、ありがとう
私にとって、本はケーキのようなものである。知らなかった美味しいケーキ屋さんを、教えてもらった時のように嬉しい。似たような本でも、まったく問題がない。同じチョコケーキでもパティシエが違えば、見た目も
味も違うように、本も著者が違えば主張は同じでも視点が違う。同じ内容でも、違った視点で考えれば新たな発見がある。
好物の食べ比べを、しない人がいるだろうか?
私は喜んで、いつも読み比べの依頼を受ける。相手は時間が節約できて嬉しい、私は新しい本の情報が入って嬉しい。Win-Winの関係である。
頼まれごとすべてが、負担なわけではない。片方に負担がかる関係は、いずれ破綻する。自分も、相手も嬉しい状態にするのが、いい人間関係を長続きさせるコツである。それを見つける方法の第一歩は、自分をしる事である。自分の”好き・楽しい・得意”がわからなければ、何が負担になるかがわからない。
私にとって、それが文章である。文章が絡んでいる限り、幸せ気分だ。活字中毒者には、大好物のカタマリにしか見えない。
自分が幸せだと感じることで
相手に喜んでもらえる
これが必勝パターンである。ある意味、価値の物々交換である。それぞれ好きな分野が違うからこそ、Win-Winが成り立つ。好みが同じなら、取引が始まることすら無い。
人参と、人参を交換する人がいるだろうか?
人参と米、人参とりんごなど、違った物が欲しくて交換が始まる。価値の交換も同じだ。みんな提供できるものが違うからこそ、素晴らしいのだ。
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