歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

『病院スクランブル』 異文化交流は、開けゴマ

 

『病院スクランブル』 異文化交流は、開けゴマ

 

2019年3月12日 ケンタッキーフライドチキン店舗

 

食べたいものを食べていると、幸せだ。フライドチキンをもぐもぐしながら、喜びに浸っていた。食の楽しみはとても、とても大事である。明日、体重が増えている可能性があるが覚悟の上だ。

 

軟骨をゴリゴリかじりながら、思う。今、フライドチキンが美味しのは、味だけじゃない。映画『グリーンブック』の二人が、とても微笑ましかったから、いつもより美味しく感じているのだろう。まったく違う人生を歩んだ二人が手探りで交流するシーンは、思い返しても頬がたれぱんだのように緩む。

 

自分とまったく違う人生を歩んできた人と、交流するのは簡単ではない。日本人同士だって、合わない話が多い。海外に生まれた人なら、なおさらだ。だからといって、交流を避けてしまうのはもったいない。歩んできた道が違えば違うほど、学びは星のように多く、深海のごとく深い。

 

交流のきっかけは、とても単純だ。『ホメる』『感謝』『挨拶』、この3つができればいいだけである。特にホメるは強力だ。「~いいね」で声をかければ、「開けゴマ」とアラジンが唱えたときのように、相手の心は開かれる。あとは、その扉が大きく開くまで交流を続けるだけだ。

 

私は先日であった女性が、会うたびに花のような香りをまとっていたので「いつもステキな香りがしていいね」と言った。10分後には、友人になっていた。

 

ただし、ほめ言葉は注意点がある。相手と自分の立場を考えること、そして相手が大事にしている所を褒めることだ。「いい香り」だと異性をほめる。すると、セクハラや交際を望んでいる、と疑われる可能性がある。おしゃれに興味がない人の香りをホメても、相手の心に響かない。

 

交流はキャッチボールである。相手を見ずに投げれば、暴投になりやすい。しっかり観察して、取りやすい場所と早さでボールを投げなければ、キャッチボールをお互いに楽しむことはできない。交流も相手の観察が、すべてのはじまりだ。

 

映画『グリーンブック』の二人を思い出しながら、フライドチキンの味のハーモニーを楽しんだ。

 

 

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