『病院スクランブル』 「大丈夫」は届いていた?
2019年3月15日 自宅
母のことを思い出しながら、読んだお話にコメントを付けてツイッターで紹介した。しばらくして、お話を書いた方から、お礼と共にメッセージが届いた。
『子供の「大丈夫」に、きっと救われていましたよ』
メッセージをくださった方は以前、母について書いた記事を読んでいたらしい。私の気持ちを察し、傷つけないように気をつけながら、いくつも言葉を送ってくれた。
しばらく、涙が止まらなかった。
遠い昔のことで平気だと思っていたのに、深く後悔していたらしい。送られたメッセージを読んで、悲しいわけでもないのに泣いてしまった。けれども、心はじんわり温かかった。
少しでも、母が生きる助けになっていたのかな。
母が亡くなった今となっては、確かめるすべはない。それでも、胸のつかえがいくつか無くなった。
素晴らしいお話のお礼に、感想コメントを付けて紹介した。ただそれだけだったのに、サプライズプレゼントを貰った。このお礼は、どうすれば返せるのだろう。
羽のように軽くなった心で、「どうすれば喜んでもらえるかな?」と考えをぐるぐる回した。
<<2019年3月16日に続く>>
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