『病院スクランブル』 変化のきっかけは?
2019年3月18日 自宅
父は明日には、また他県に行くらしい。申し訳ないが、ホッとした。父に会うと体調を崩すと気づいて、まだ1年も経っていない。認めることはできたが、消化はできていない。幼少時からの演技力で、感情を隠すのは得意だが、心身の負担はキツイ。受け入れきるまで、もう少し時間がほしい。
そんなモヤモヤしていた私に、友人Pちゃんから連絡があった。「父親といっしょに、映画『運び屋』を観にいけ」と。明日が出かける日だと言っても、意見を変えない。ここまで強く言うなんて、めずらしい。理由を尋ねた。「イーストウッド監督は、オヤジの世代の憧れだ」「ダメおやじにも、自分がアンタに何したかが、『運び屋』を観れば、少しは通じるだろう」よくわからなかったが、私のためを思ってくれているのは察した。感謝を伝え、父に話してみた。喜んで、OKだった。大阪を出るのは、夕方でいいらしい。
父と映画を観るのは、何年ぶりだろう。
少しの興奮と不安を抱えながら、明日の準備をした。
<<2019年3月19日に続く>>
↓ ランキングに参加中です。