『病院スクランブル』　イベント進行を観察せよ

２０１９年３月２１日　イベント会場

イベントが始まった。映像は素晴らしいが、進行はハッキリ言って失敗している。機材トラブルに、司会のフォローが追いついていない。慣れていないのが、モロバレである。

イベント進行に、主催者の性格が現れる。どれだけ素晴らしい話をしても、映像が美しくても、参加者に感謝の言葉を伝えていても、嘘がバレる。軽快な進行はお客様へのサービスである。なにもせずに待つ時間は、苦痛である。だが数十人超えで進行が悪いのは、計画性に問題がある。時間をムダにすることは、命を削るのに等しい。

感動するイベントは、効率が驚くほどいい。トラブルがないのではない。トラブルを予定に組み込んでいる。何があっても最小の時間で対応できるよう、対策が隅々までされている。

人間は中身が大事、とは言っても見た目も大事である。見た目が不潔だと、それだけでシャットアウトである。イベントで最も大事なのは中身だが、あまりにトラブルが多いと、お客さんに負の感情が湧いてくる。盛り上がるなんて、どう考えても無理である。

今回のイベントは、進行が良くない。だが、イベント関係者はプロが多そうだ。機材がどう見ても、素人ではない。イベント経験者が多そうなのに、進行が悪い。これは参加者への気配りが少ないと、判断するしかない。こういう時は「なぜ、うまくいかないのか？」を考える。時間と体力、お金を使ったのだ。何も学ばずに帰るのは、ポリシーが許さない。参加するイベント、すべてが素晴らしいわけではない。良い点は学び、ダメな点からも学ぶ。それができれば、ぼーっと待つ時間も、学びの時間になる。

Evianによる「イライラするよ」のお知らせは、今回も的中したようだ。ただ、まだ嫌な予感が去らない。まだイラッとイベントが待っているようだ。２次会参加にチェックしたので、イベントが終わっても帰れない。タイミングを見計らって、帰ろう。早めの撤退を、こっそり決めた。