歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

『病院スクランブル』 文系? 理系?

『病院スクランブル』 文系? 理系?

 

2019年3月24日 会場

 

友人にお願いされて、演説コンテストの観客として参加している。このコンテストの観客はスピーチを聴くだけでなく、審査にも参加なので、のんびり気分に離れない。ただし、会話術の勉強にはなる。

 

内容はもちろんだが、言葉の使い方、身振り手振り、パワーポイントの使い方など、スピーチの基本が目の前にある。審査は数字だけでなく、文章のコメントも必須なので、演者の良い点・悪い点を真剣に探す必要がある。

 

スピーチをまとめて聴いていて、いつも思うことがある。構成の流れは、コンテストなので同じだ。それなのに、受ける印象がそれぞれ違う。だが、共通点もある。

 

例え話

数字

 

観客に具体的にイメージしてもらう為の例え話、話を信用してもらう為の数字である。この2つは、必ず入っている。例えば車の営業なら、車を持っている利点を”どこに””だれと”で想像させ、燃費などで性能差をアピールする。

 

文系がいい、理系がいいと論争する場面に出会うことがある。あまり意味がない。なぜなら、どちらも必要だからだ。科学社会な現代で、数字を利用しない分野はない。そして人間の脳は細かい数字よりも、想像力を刺激するような言葉の方を理解しやすくできている。

 

さらに言うなら、理系と文系を分ける意味もあるのだろうか。経済学はその代表だ。数字と人間心理が存在しない経済活動なんて、この世にはない。

 

「文系と理系のどちらが優れているか?」の争いをみるたび、いつも思う。そんな争いをする暇があったら、自分の得意分野を伸ばせばいいのに。どうせ『きのこたけのこ戦争』と同じで、答えなんて永遠に出てこない。

 

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根っからの文系のためのシンプル数学発想術

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