歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったり生きる』

【病院スクランブル】1万歩はつらいよ

1万歩はつらいよ

 

2019年4月25日 商店街

 

今日は豊中に行く予定だった。けれども7日前にキャンセルした。出歩ける身体かどうか、先週の段階ではわからなかった。だから、お断りの連絡をした。3日前に体調が戻った。もったいない。学ぶ機会が減ってしまった。だが、当日キャンセルよりはよっぽどいい。そんな風に言い聞かせても、心のだだっ子が収まらない。こういう落ち着かない時は散歩だ。主治医にも歩くように指導されている。「できるだけ多く、ただし無理はしないように」難しい注文だ。

 

健康管理やアイディアを思いつく手段としてウォーキング、散歩をすすめる人が多い。書籍でも数えるのが馬鹿らしいほど、繰り返し紹介されている。私も同意する。だが歩数など距離については、ツッコミどころがある。

 

なにかを紹介する時、人は自分を基準に考えている。どれだけ自分以外をイメージしても土台は自分自身だ。歩く距離でよく言われる『1万歩』は、元気な人でも慣れるまでは大変だ。だいたい1時間半はかかる。これだけの距離をいきなり歩けるだろうか。「15分ずつにわけて歩けばいい」15分ほど早歩きをすれば、都会ならひと駅分だ。1時間半ならば6駅分になる。普段から運動している人か精神力が強い人でないと、3日坊主で終了である。

 

自分の運動能力を無視して、歩く距離を決めようとする。ここに無理がある。立つこともできなかった人が、リハビリで1万歩を歩けと言われたら「無理です」と返すしかない。私は一歩どころか、座るだけでも冷や汗がダラダラ出た。ウォーキング用のシューズやウェアを購入する前に、自分の状態チェックと無理なく続けられる距離を調べるのが先だ。歩く距離を伸ばすのは、散歩が習慣になってからでいい。

 

ちなみに健康維持に効果的な歩数は、最近では8,000歩を主張する人が増えている。心臓病でペースメーカー入りの父は6,000歩と言われた。私は変動相場制だ。医師からは「最低でも1日1回は自力で立て」と言われている。これが私の最低ラインだ。歩数計で測りだして、見た数字の最大値は12,467歩だ。健康マニアの友人からは「5分は毎日歩け」と言われている。5分は約500歩である。1、500、12,467、数字の乱れがひどい。ただ体調の変動率とは一致している。体調がアメリカの株価、歩ける歩数が日本の株価の関係に近い。近頃は2国の株価が連動しないパターンも増えているが、体調と歩数の関係にそんな心配はいらなそうだ。

 

散歩に限らず、健康維持のコツは継続だ。運動も、食事のバランスも、体調チェックも続けなければ効果が薄い。逆に5分多めに歩くだけでも、1年も続けられたら効果は出る。筋肉もつくが、最も大きい効果は「健康を意識した生活をする」という習慣が身につくことだ。無理な距離を歩こうとして挫折した場合「また続かなかった」と後悔する。運動不足よりも健康に害だ。身体に負担をかけすぎて、骨折や疲労で病院に運ばれる人もいる。そんな結果を迎えるならば、やらないほうがマシだ。

 

周りの景色を眺めながら、ぶらぶら歩く。そんな始め方でいいじゃないか。運動好きな人なら、いきなりマラソンだって有りだ。車椅子で近所を散策するのもいい。自分の意志で動く行為を楽しむのが、長く続けるポイントである。

 

準備運動なしに、フルマラソンは走れない。

 

<<2019年4月26日に続く>>

さんぽ(「となりのトトロ」より)

さんぽ(「となりのトトロ」より)

 

 

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