歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったり生きる』

【病院スクランブル】そのミスは警報かもしれない

そのミスは警報かもしれない

 

2019年5月14日 自宅

 

また、やってしまった。起きてから1時間しかたっていない。それなのに3度も物を落とした。ちょっと多すぎる。どうやら線維筋痛症が大暴れな危険日らしい。急に手足の力が抜ける。方向感覚がブレ、距離感が狂う。真っ直ぐ立つのも厳しい。自律神経の乱れがひどい証拠だ。今日の身体は、連絡ミスの多い会社のように予定通りに動かないだろう。対策が必要だ。

 

小さなミスは大事故の母だ。逆に言えば、小さなミスで済んでいる内にフォローする。それがうまくいけば被害は防げる。

 

私の体調は安定感0である。その日の体調が、前日にわからない。熱がある、痛い、咳が出る。そんな内部の症状だけなら、まだいい。起き上がれない。これも厄介だが対処は楽だ。最も難しいのは、身体の動きの制限だ。階段を降りている最中に力が抜け滑り落ちる。道路でふらつき車道に倒れ込む。家でも壁に激突してアザになる。それなのに、傷の治りが遅い。ひどかったときは、足と腕が青と赤のまだらだった。傷痕が残らなかったのは、ただの運である。一歩間違えれば死んでいる。

 

だからこそ、朝のチェックはかかせない。起き抜け1時間、じっくり自分自身を観察する。体温、血圧、体重などの数値チェックだけではない。痛みの強い場所、力の入りにくい部分、まっすぐ歩けるか、物を持っている感覚があるか、細かく自己診断する。そして結果を元に、本日の身体の動かし方を決める。ミスを連発するほど調子が良くないなら、ミスを前提にする。熱い飲み物やガラスのコップは持たない。杖代わりになる傘を持ち歩く。家で動くときは家具を支え代わりにする。そんなふうに、いつ力が入らなくなっても、ふらついても最小限の被害で済むように立ち回る。おかげで、今のところ救急車を呼ぶ事態にはなっていない。

 

ミスが繰り返される時、それは注意力不足だけが原因じゃない。ミスを起こりやすくする何かが存在する。それを潰さない限りミスはなくならない。もし注意力不足が原因だったとしたら、真の原因が隠れている。心か体に疲れがたまっている可能性がある。やり方が悪いのかもしれない。

 

ミスというのは、危険を教えてくれる警報のようなものだ。「うかっりしちゃった」と笑える範囲で収まっているレベルで、原因を探り解決する。そうしなければ予想外の出来事が起こる。『ハインリッヒの法則』は個人にも当てはまる。小さなことだとバカにしていたら、取り返しのつかない大惨事につながる。後悔しても取り戻すことはできない。

 

遅刻の原因は、たいてい前日にある。

 

<<2019年5月15日に続く>>

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