歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったり生きる』

【病院スクランブル】断らないと命が削られますよ?

断らないと命が削られますよ?

 

2019年5月16日 自宅

 

メールが届いた。イベントのお誘いだ。スケジュール帳を開くと、前後に予定が入っている。強行できなくはないが、その後1週間は寝こむ確率80%超えだ。残念だが、断ることにした。誘っていただいた感謝を添えて、お断りの返事を送った。返信までにかかった時間は5分だ。

 

「いっしょに遊びに行かない?」

「飲みに行こうよ」

「勉強会に参加しない?」

 

お誘いはありがたい話だ。友人も増えるし、情報の幅も広がる。誘ってくれた人との仲も深まりやすい。だからといって、すべてを受け入れるのは問題だ。まったく空白のない時間管理は、トラブルにとても弱い。チャンスも逃す。

 

予定表には罠がある。空欄があると埋めたくなるのだ。この罠に、私もハマっていた。年単位、寝込むほど体を壊すまでスケジュール帳は詰め気味だった。お誘いを受ければ、予定がかぶっていない限り毎回イエスだ。気力でなんとかなると思っていた。今振り返ると、無謀だったなと呆れるしかない。

 

予定がぎっしりだと、頑張っている気分になる。これもよくない。中身の検討がおろそかになるのだ。「この時間をかけるほどの価値があるのか?」そんな思考は、ほぼ0になる。時間とお金に体力を使ったのに、大幅に気力を奪われるだけで終わった。なんてことが繰り返される。付き合いの飲み会や食事会で多いパターンだ。

 

急な予定への対処も大変だ。空欄があれば、変更は簡単だ。ギッシリなら、どれかを断らなければいけない。先に決まっていた約束を変更するのは、容易ではない。あまり繰り返すと信用を失う。「身内に不幸があって」でごまかす人がいるが、周りにはバレている。毎年20人以上も身内が亡くなるなんて、親せきが1万人を超えているのだろうか。

 

なぜかはわからないが、チャンスは空欄に降臨する。「いきなり欠員がでたんで来ない?」というきっかけで顔を出したら、欲しかった情報をゲットした。そんな幸運が降ってきやすい。もし予定が詰まっていたら断るしかない。相手がこちらの予定を知っていたら、誘われることもない。

 

スケジュール帳は、命の使い方を書くノートだ。行きたくもない予定で埋めるということは、命を削っているのに等しい。先月の予定を振り返って、嫌な記憶がほとんどなら時間という名の生命の無駄遣いだ。なにをしたか覚えていないよりはマシだが。

 

スケジュール帳に空きをキープしようとすると、すべてのお誘いを受けるわけにはいかない。だからといって「先約があるので」というのは嘘になる。その場はくぐり抜けられても、いつかはバレる。それ以前に安易なウソをつく癖ができる。人生転落の始まりだ。避けるためには、正直に断るしかない。「お断りします」だ。

 

断る時のポイントは3点だ。すばやく、感謝を添えて、はっきり言う。返事が遅いのは、相手にとって迷惑だ。誘ってくれた気持ちへの感謝を伝えれば、怒り出す人はほとんどいない。そして、はっきり言わないと伝わらない人がいる。あいまいに言おうとすると話が長くなる。わかりにくい長い話は、人をイライラさせる元だ。

 

ひつこく粘る人もいる。そんな人とは距離をとる。相手の時間を浪費することをなんとも思っていない人だからだ。親せきだったり、会社の取引先だったりで避けられないこともある。それでも、できる限り離れる。最小限の時間で済むよう全力を尽くす。自分の時間は守らなければ、削られてしまう。

 

断るのは楽ではない。断った相手とのご縁が切れることもある。怒り出す人もいる。けれども、断りを言えないと自由な時間は削られ続ける。なにより、断れない人はトラブルが集う。詐欺師や悪徳商法の人から見れば、これほど美味しい獲物はいない。提案するだけで儲かるからだ。そして一度騙されれば、名前と住所のリストが同業者に回る。厄介事や面倒なことも押し付けられやすい。時間どころか、お金も健康も奪われる。それが嫌なら、断るスキルを身につけることだ。お誘いの断りは訓練にもってこいだ。

 

24時間、この資源だけは平等だ。

 

<<2019年5月17日に続く>>

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