歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【病院スクランブル】一ヶ月を無事に過ごすコツ

一ヶ月を無事に過ごすコツ

 

2019年5月20日 自宅

 

まずい。今日は用事があるのに、起き上がるのに3時間かかった。こういう日は頭が回りだすのが夕方以降だ。現在12時、幸いなことに約束の時間まで6時間ほどある。拘束時間は、おそらく前回と変わらない。明日の予定はないので倒れても問題はない。ミッションが決まった。『相手に不調を気づかせずに2時間を過ごせ』鎮痛剤をゴクリと飲みながら、時間延長にならない話題の組み立てをシミュレーションする。段取りの組み直しだが、なんとか乗り切れそうだ。

 

スケジュールは変更がつきものだ。予定通りになると思っていたら、パニックになってしまう。むしろ『予定は乱れるもの』と捉えるぐらいで調度いい。

 

両足がつって目が覚める。

起き上がろうとしたら、腰に激痛が走る。

立ち上がったら、ふらつきで壁に激突した。

 

これらは軽い、意識が朦朧として日付が2、3日が飛ぶことに比べれば。そんな毎日なので、スケジュール帳に書き込むだけだと中止の嵐になる。だから私は2階建て方式にしている。

 

まずは譲れない予定を書き込む。平均週2回までに収まるようにしている。それ以上は約束を守れる保証がないからだ。ドタキャンは出来る限りしたくない。これでも絶対に守れるとは言い切れないのが、もどかしいところだ。次に時間に縛られない予定を記入する。やりたいことを書き出し、優先順位を付けていく。譲れない予定が1階、やりたいことリストが2階だ。

 

あとは朝起きた時に、本日の予定を決める。1階部分は変更なし、変えるのは2階部分のだけだ。体調の良し悪しで、やりたいことの量を調整する。週2回しか固定の予定を入れないのは、無茶の調整のためだ。1、2日なら気力で押し通せる。代わりに無理した日の倍は寝こむ。それがわかっているので、倒れる分も計算に入れている。予算の予備費のようなものだ。

 

予定の組み立て方に王道はない。忙しさも、健康度も、立場も人それぞれだからだ。その難しさは本屋に行けば一目瞭然だ。時間管理の本はいつ覗いても、眼につく所に3冊は置いてある。上手な予定の立て方の第一歩は、自分を知ることだ。他人にとって最良のやり方でも自分に合っていなければ、混乱の元にしかならない。他人のやり方は、あくまで参考だ。

 

他人の靴は、同じサイズでも履き心地が悪い。

 

<<2019年5月21日に続く>>

 

1440分の使い方 ──成功者たちの時間管理15の秘訣

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