歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったり生きる』

【病院スクランブル】行動は鏡だ

行動は鏡だ

 

2019年6月3日 喫茶店

 

ガタン

 

コップの水が跳ねて、伝票が濡れた。置いた店員さんは、謝罪の言葉もなく去っていった。表情の変化はない。これは機嫌が悪いのではなく、普段から道具を丁寧に扱わない人なのだろう。物事もきっと熟慮しないタイプだろうな。しばし観察していたら、予感が的中した。レジで確認ミスを連発して、お客さんがキレた。自分も気をつけよう思いながら目を逸らした。人の失態をジロジロ野次馬する趣味はない。

 

ちょっとした行動に本性は現れる。口でどれほど印象を上げても、長くは続かない。ふとした動作で、性格は浮き彫りになる。偽り続けられるのは、演技者やスパイなどのプロフェッショナルぐらいだ。

 

物の取り扱いを見れば、人への対応もだいたい予測できる。

 

例えば、物を大事にしない人は80%の確率で他者への対応がおざなりだ。利があるうちは親密だが、自分が損する又は利がなくなるとつながりを断つ。身内に優しいがそれ以外には冷たいパターンもある。自分との関係が深いかどうかで態度が激変する。逆に言えば、利を提供できる限り裏切られることも少ない。仕事関係ならば問題はない、プライベートで付き合いたいとは思わないが。

 

物に当たる人は付き合うのが大変だ。うちの母がそうだった。とにかくキレると手がつけられない。暴れて辺りをめちゃくちゃにする。このタイプは幼稚園児に近い。嘘をついても悪意は少ない。対応にデリケートさが必要だが、警戒がいる危険人物ではない。なお陰で暴れるタイプは、また別である。人前でニコニコ、裏で般若タイプは真逆の性格である。裏表しか無く、言葉は1mmも信用できない。

 

物の扱いで本性をみるのは一例でしかない。人格のすべてが行動に現れる。ことば以上に、行動は本性の鏡である。逆に言えば、性格を変えたければ行動を変えればいい。行動に心が引っ張られる。ことばの影響力と同じか、それ以上に行動の精神に与える影響は大きい。

 

丁寧な動作で

暴言を吐くのは難しい。

過激な思考になるのは、もっと難しい。

 

<<2019年6月4日に続く>>

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