歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【病院スクランブル】ご縁はビリヤード現象

ご縁はビリヤード現象

 

2019年6月10日 自宅

 

昨日、外出したので今日はのんびりの日だ。せっかくなので、ここ半年の出来事をゆったり振り返る。うん、のほほん気分が吹っ飛んだ。予想外の展開しかしてない。出会う人も、行く場所も、ひとつも計算通りになっていない。元から計算してないので、当然といえば当然の結果だ。友人、知人は増えたので「まっ、いいか」である。収集がついてない点は目をつぶる。なあに、なるようになるさ。

 

人のご縁はまったく予想できない。「こういう分野の方に話を聞きたいな」と思っても、直接出会うことはまずない。だいたい2、3人の人を経由して出会うことが多い。私はこれを『出会いのビリヤード現象』と呼んでいる。

 

現在、相談できる法律家が5人いる。うち2人は過去に仕事を依頼した相手だ。だが他の3人は法律とカスリもしない場所で出会った。そのうちの一人はビリヤード現象そのものだ。並んで待ってた人と立ち話で友人になった。友人が初セミナーをすると言うので参加する。終了後、誘われたので主催者の2次会に加わり、その席で意気投合した。他にも大会で知り合ったり、ツイッターでつながったり、事務所が初対面の人は1人しかいない。

 

なんとなくだが、『ご縁があれば、最高のタイミングで出会えるだろう』と認識している方がサラッと巡り会えている気がする。周りに「こんな人に会いたい」「学びたいことがある」とアピールするのは有りだが、暑苦しすぎると避けられる感がある。特に変な事件が多い昨今、相手の警戒心も上がっている。敬意は必要だが、あまり力み過ぎては周りもしんどい。むしろ信頼を積み上げて「会わせたい人がいるんだけど」「こんな集まりがあるんだけど」とチャンスが寄ってくるように振る舞った方が、遠回りにみえて実は近道だった。熱意は高く、表面は常温な小籠包(しょうろんぽう)ような冷熱さがいい塩梅(あんばい)だ。

 

ご縁というのは頑張れば増えるものではなく、なんの行動もしていなくてもガンガン降ってきたりする。ただ、寄ってきやすい習慣はある。不機嫌でいないことだ。ニコニコまではしなくていいが、イライラしている人の良縁は切れる。そして、困った人が寄ってきやすくなる。詐欺師だったり、トラブルの塊が集い出す。所謂(いわゆる)、悪縁である。不機嫌でいる時間が長いほど、イラッとくる出来事が増える。それが嫌なら、自分の心を安定させる対策をすることだ。

 

なお良縁でも、悪縁でもビリヤード現象は変わらない。逆に言えば、最初の一人が誰かでつながる相手が決まる。似たもの同士が集まるのが世の常だ。だからこそ、いい人が寄ってくるように自らの人格を磨くのが先である。

 

悪臭を放つゴミには

ハエが集まってくる。

美しい花には

チョウやミツバチが集まってくる。

ビリヤードCUE'S(キューズ) 2019年 11月号 [雑誌]

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