歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったり生きる』

【病院スクランブル】不経済って、なにが?

不経済って、なにが?

 

2019年6月29日 駅

 

帰りが遅くなった。明るい内に戻るつもりが、駅の外は真っ暗だ。少し無理をし過ぎたようで、身体中の痛みが増してきた。正面に目を向ければタクシー乗り場が見える。歩いて帰れなくはないが、大事をとって利用することにした。一人暮らしなら「もったいないから歩こう」となるのだが、家族が怖い。疲れた心身で「無理をするな」と、お説教は喰らいたくない。

 

「家なんて買うものじゃない」

「車が無くても困らない」

「最低限の物があればいい」

 

景気が不安定なためか節約思考が大人気だ。断捨離だの、片付けの魔法だの、ミニマリストだのが流行する前から「一人暮らしの大学生よりシンプル生活」と言われていた人間なので、時代が追いついたかという感覚しかない。ただ、なんでも同じ基準で『不経済』は違うのではと感じている。

 

例えば、自動車である。一人暮らしで、電車通勤30分、街に住んでいるならば自動車は必需品じゃないかもしれない。けれども仕事が不動産の営業職なら、勤めている会社によっては自家用車は採用条件だ。家族に要介護者がいるならば、自動車で送り迎えできる方が料金が安くなる。田舎暮らしならば、自家用車なしなんて場所によっては生活が成り立たない。バス、タクシー利用の方が高くつく。

 

お金だけでは測れない価値もある。最小限のモノで過ごす生活は、安定したインフラといつでも必要なものが購入できることが前提になっている。つまり、お金不足か物不足になれば途端に詰む。大災害が襲ってきたら即アウトだ。大丈夫な場所に移動すればいい? ホテル暮らしを3ヶ月しても痛くも痒くもない資金があるならば、短期間なら乗り切れるだろう。住居の購入も、後々、高齢で借してもらえない問題を避けるためと考えれば有りだ。数十年ローンで頭金なし、ボーナス払いという条件で知人が購入しようとするならば全力で止めるが。個人の破産理由トップ3のの案件だ。

 

不経済というのは曖昧な言葉だ。条件が少し違うだけで、損得がコロコロ入れ替わる。ハッキリ言って、他人の意見の鵜呑みは破滅の入り口である。誰かの意見を聞く前に、まずは自分の経済状況を1円単位で把握する。すぐに現金化出来ない保険商品なども確認する。そして未来の収入を厳し目に見積もる。そのデータを踏まえた上で、他人の意見も参考に経済的かどうかを判断する。不経済の定義は人それぞれだ。

 

サービス業と製造業、

優先すべき投資対象は一致しない。

経費削減の優先順位も一致しない。

 

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