歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったり生きる』

【病院スクランブル】一人では原石のまま

一人では原石のまま

 

2019年7月3日 街中

 

知人夫婦と昼食を楽しんだ。元々、父の後輩だった方なので、お二人との年齢差は30歳近くある。いつも気にかけてくださる有り難い人たちだ。お互いの近況を交えながら、多くのアドバイスを頂いた。隠れた名所をブラついた後、駅で別れた。子供の頃から、同年代よりも年齢が離れた相手と盛り上がることが多い。年齢が離れるほど上下関係なく交流が続きやすい。おかげで話し方の切り替えは上手くなった。

 

単独での成長は難しい。資格の勉強など、答えの基準が決まっているものならいい。だが、世の中の問題のほとんどは基準がない。基準が仮にあるものでも修得できるかは別の話だ。チームで作業をすることの多い現代においては、一人で完結するのは不可能に近い。

 

例えば、個人事業主として独立しようとする。”個人”とあるので勘違いしがちだが、個人事業主はビジネスパーソン以上にコミュニケーション能力がいる。仕事を得る営業力、公的機関で要望を通す交渉力、トラブルに巻き込まれたときの相談力、聞く、話す、調べる能力がすべて高くないと行き詰まる。特に法律や経理を相談できる相手がいないと廃業は秒読みだ。コミュニケーション能力は独立の必須条件だ。とてつもない才能がある人ですら、コミュニケーション能力の無さで没落した例は歴史上に数え切れないほどある。

 

文章やイラスト、プログラミングなど個人作業が多いパターンでも人付き合いは重要だ。業界内の最新情報も付き合いがあればニュースになる前に耳に入る。中には表には絶対に出ない情報もある。それに個人でコツコツ続ける作業は挫折しやすい。自分の実力を過大、または過小にみる危険性も高い。また同じ業界の人とだけ付き合っていると、世の中の感覚とズレることもある。それらのリスクを防ぐ意味でも同業種、他業種、どちらとも付き合いたい。

 

自分で自分を磨くことは難しい。原石が磨かれて宝石になるためには他の助けが必要だ。その中でも最も効果が高いのが人との交流だ。話すのが苦手なら、ネット越しからでもいい。交流する能力が低いため孤独死する。そんな悲しい結末を迎える前に、口下手のままですら生き抜ける技を身に着けたい。個人的には聴く能力を上げるのがオススメだ。聴くのに語彙力は必要ない。話す内容を考える必要すらない。穏やかに聴いているだけで人付き合いは困らない、トラブルに巻き込まれそうな話題に同意さえしなければ。沈黙もコミュニケーションのスキルだ。

 

一で存在する生物はいない。

 

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