歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったり生きる』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】冷静さは思考力から生まれる

冷静さは思考力から生まれる

 

2019年7月21日 自宅

 

スマホをポチポチする。便利な時代になったな。学生の頃はわからないことがれば書店や図書館に駆け込むしかなかった。それが今では、ベッドでゴロゴロしながら調べものができる。有り難い時代だ、恐ろしさもあるが。

 

スマホやPCなどの電子端末がインターネットに繋がっていれば、ほとんどのことは調べられる。悩んだり、探したりしなくても、適切なキーワードを打ち込むことができれば1秒足らずで答えが返ってくる。だからこそ、意識して頭を使わないと思考力が磨かれることもなく衰えていく。

 

たかだか38年の人生だが、いろんなトラブルがあった。命に関わるような案件もいくつかある。その経験を思い出す度に実感する。「災害時に必要なのは冷静な判断力だ」、この言葉は正しい。どんなトラブルも冷静さがなければ解決どころか、逃走すらできなかった。小さなトラブルですら、冷静さがなければ大火事になる。怒っている人が自身の感情をそのまま口に出し、殴り合いのケンカに発展するのを幾度もみた。トラブルが火種だろうと、大炎上中だろうと消し止めるには冷静さという水がいる。

 

冷静さを身につける手っ取り早い方法は経験だ。追い詰められ、死にそうな目に3度も合えば、大抵のことには動揺しない精神が身につく。だが、生き残れる保証もなければ、深刻なトラウマを抱える可能性もある。あまりオススメできる方法ではない。

 

オススメは思考力を磨くことだ。パニックになるのは、どうしていいかわからなくなるからだ。するべきことがわかっていれば、感情が高まることはあっても頭が真っ白にはならない。トラブルが起こった瞬間に「どう対処すればよいか?」という思考を挟むことができれば、少なくとも恐怖で怯え呆然とする時間は短くなる。トラブルというのは時間との勝負がほとんどだ。硬直している時間が長いほど、状況は悪化する。

 

そうは言っても、普段いろいろ考えない人が緊急時に思考が回転するはずもない。『火事場のばか力』で思考力があがることもあるが、あくまで通常の能力が底上げされるだけだ。心理的な負担がかかり、時間の余裕もない。そんな時に落ち着いた対応をとれるかは、どれだけ日頃から頭を鍛えているかに懸かっている。

 

私がよく行う思考訓練は情報収集だ。興味のあるニュースに触れるたび、「何の目的でこの情報を流したのだろう?」「この情報が流れた結果、どんな出来事が発生するだろうか?」「この情報の根拠はなんだろうか?」など、いろいろ予測する。そして、その予想があたっているかどうか、インターネットや書籍を調べる。情報への勘が鋭くなり、知識も増える。一石三鳥の訓練だ。

 

限られた時間の中で情報を集め、判断し、行動する。トラブル時は常に刃物を持った人に追いかけているような緊張を抱えながら、決断しなくてはいけない。冷静さを失えば、焦りすぎて転ぶ被害者のように身動きがとれなくなる。たとえ刃物がギリギリをかすめようとも、相手との距離を正確に測り逃走経路をシミュレーションするような冷静さが求められる。冷静さを失えば、ゲームオーバーはすぐそこだ。

 

勝利するコツは、相手の冷静さを奪うことだ。

 

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