歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったり生きる』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】拡散されやすい情報の危険性

拡散されやすい情報の危険性

 

2019年8月24日 自宅

 

Amazon評価のサクラの裏事情についてTwitterに投稿した。そうしたら、まさかのリツイート100超えである。最初はすべてをチェックしようとした。だが、増え続ける通知に諦めた。コメント付きのものだけ返信、あとは感謝のみだ。ちなみに、Amazon評価は参考にはなるが当てにはならない。

 

残念ながら、心温まるイイ話は広がりにくい。胸が痛くなる悲しい事件や、憤りを感じる悪い話の方が広まりやすい。これは集団で危険に対処をしてきた人間の本能だ。原始時代から積み重なった習性は変わらない。危機に鈍い種族はすべて滅んだので、悪いものじゃない。危機察知能力は大事な生存本能だ。

 

この『悪い話は広がりやすい』法則はインターネットの世界でも変わらない。負の感情をあおる情報は拡散されやすい。怒りを燃え上がらせて人を集める『炎上商法』は古典的なやり方だが、現代でも有効だ。むしろ、インターネットの普及で増加中である。

 

負の感情が人を集めやすいのは、営業の世界では知り尽くされている。SNSで批判の投稿が多いのも、負の感情をかきたてる内容の方がアクセスが上がりやすいからだ。批判の内容が自分の意見と似ていれば「同じ感情を抱えた仲間だ」との幻想が生まれる。たとえ相手が年収1,000万円、自分が年収200万円未満だとしても同類だと勘違いする。

 

批判がメインの投稿、これを乱用するのは危険だ。ネガティブな投稿に集まる人は不満をため込んでいる人たちだ。つまり、心に余裕がない。すこし意見に違いがあるだけでも「期待を裏切った」と非難の刃が自分に向く可能性が高い。通常、敵よりも裏切り者の方が恨まれやすい。

 

なにより、世の中に出したものは自分に返ってくる。『類は友を呼ぶ』は自分の行動の結果が人という形で現れたものだ。自身の読者やフォロワーさん、友人を見渡してみる。もし良くないと感じる人が多いなら、自分の行いになにか問題がある。

 

私は基本、自分の意見は伝えるが批判はしない。批判をする時は改善案も伝える。批判では相手の意見は変わらない。批判だけの意見は、相手にとって「お前は間違っている」としか聞こえない。間違いを正面から言われて行動を変える人はまずいない。人間は「自分が正しい」と思いたい生き物だというのを忘れてはならない。恨みを買いたいなら話は別だが。

 

負の感情は人の心を動かしやすい。だからこそ、扱いは繊細かつ丁寧さがいる。「アクセスが増えればなんでもいい」なんて簡単に考えていたら、恐ろしい目にあう。負の感情をあおる行為は呪いのようなものだ。周りも自分も不幸にする。

 

臭いものにはハエが寄ってくる。

 

嫉妬と自己愛 - 「負の感情」を制した者だけが生き残れる (中公新書ラクレ)

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  • 作者:佐藤 優
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2017/02/08
  • メディア: 新書
 

 

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