歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったり生きる』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】ふざけた営業が来た(NHK編)

ふざけた営業が来た(NHK編)

 

2019年8月29日 父の家

 

父の借りている部屋に営業の人が尋ねてきた。どうもNHK受信料の契約を結びたいらしい。詳しく話を聞いてみる。うちの父は心臓病で身体障害1級、しかも収入が少ない。免除対象のようだ。それでも契約書を書かせようとする。父は不在なのに、私に記入しろと言う。丁重にお帰りいただいた。

 

ひどい営業をする人はいる。私は営業職を経験している。一部上場企業と中小企業、潰れかけの企業にいたこともある。会社の規模に関係なく、ひどい人はどこまでもひどい。肩書や学歴は1ミリも当てにならないと学んだ体験だ。

 

元営業職なので営業のテクニックはいくつか知っている。営業に関わる法律も基本は抑えている。その知識で分析すると、本日来たNHK委託の営業はスリーアウトだ。

 

まず、本人以外に契約書を書かせようとする。私に犯罪者になれというのか。書類偽造を誘導するのは違反が過ぎる。父は何ヶ月も家を留守にする人だ。どうしても契約をとりたいのはわかるが、法律は守ってほしい。

 

次に「後からお金は帰ってくるので、銀行口座を記入してください」と言われた。なぜ、免除対象なのに口座番号が必要なのか。これはどう考えても罠だ。免除申請が通るまで受信料が引き落とされて、お金が返ってこないパターンだ。もし返ってくるとしても面倒な手続きが必要そうだ。だいたい、「おそらく返金される」とは知識が足りなさ過ぎる。自分の扱っている商品ぐらい、隅々まで知っているのが営業の基本だ。

 

最後に契約を急いでいる。月末なのでノルマが危険水準なのだろう。そんなのは契約する側にはまったく関係がない。自分の都合のゴリ押しだ。相手の立場を考えられない営業は信用ができない。

 

これでスリーアウト、チェンジだ。もし契約を父に結ばせるとしても、NHKから書類を取り寄せる。信用にできない人間と結ぶ契約なんてない。

 

営業で扱う商品はどれも安くはない。だからこそ、営業する人間の質が問われる。法律違反に知識不足、自分優先の人は論外だ。法律を守り、扱う商品だけでなく多くの知識を持ち、お客さん目線で考える。これが営業の王道だ。信頼されないスタイルでは、喜んで契約を結んでもらえない。次のお客さん候補を紹介されることもない。

 

信頼されない営業は

崖に向かって走る暴れ馬だ。

 

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