歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】才能の+-(人付き合い編)

才能の+-(人付き合い編)

 

2019年10月7日 自宅

 

ダルイ。

 

昨日、外出した疲れがでた。頭が回らない。ちょっと、はしゃぎ過ぎたらしい。学ぶことが多くて楽しかった。嫌なこともなかった。それなのに、熱が下がらない。自分の貧弱さにしょんぼりした。

 

人との交流後の姿、これは個人差が激しい。

 

人と話すと元気が出る人がいる。むしろ、話す機会がないとエネルギー切れで倒れそうになる。芸能人だと明石家さんまさんタイプだ。逆に、交流する時間が延びるたびにエネルギーを消費する人もいる。どれほど楽しくても、家に帰るとぐったりする。芸能人だと江頭2:50さんタイプだ。

 

どちらもパワーがある印象だが、中身は大きく違う。明石家さんまさんは家でも話しまくり、江頭2:50さんはプライベートでは物静かと聞いた。あくまで聞いた話なので、どこまで正確かはわからない。ただ、これだけは言える。人前で明るいことは、疲れていない証拠にはならない。

 

私は疲れてしまうタイプだ。基本、人前ではニコニコなので疲れているのはバレない。というより、自覚がない。『楽しい』の感情が、疲れを感じる神経を抑え込む。だから、家に帰るまで気づかない。帰宅した瞬間に気が緩んで『楽しい』エネルギーが抜ける。その瞬間に疲れがドッと襲ってくる。

 

疲れに気づけるようになろうと色々と試した。だが、すべて惨敗した。仕方がないので、発想を変えた。『疲れる前に帰る』作戦だ。まず、予定をくむ段階で体力60%の範囲に抑える。そして、予定後に倒れる時間も組み込む。最後に自己身体チェックだ。

 

この自己身体チェックがポイントだ。疲れを認識できなくても身体には表れている。コップを持ちそこねたり、歩く位置がぶれたり、靴がきつくなったりする。言いたい言葉がすぐに出ないときもある。これは、すべて身体が疲れている証拠だ。これらの症状がひとつでも出た段階で帰る準備を始める。

 

体力の60%消費に予定を抑えても、自己身体チェックで疲れても、倒れるときは倒れる。だから、予備プランとして倒れる時間も確保しておく。この『疲れる前に帰る作戦』をとって以降、予定のくみ換えで困ることは減った。

 

人との交流は学べる場合が多い。自分だけでは、どうしても視野が狭くなってしまう。軽々と交流を楽しめる人をうらやましく思うことはある。だが、物事はプラス面だけじゃない。マイナス面だってある。人との交流で元気がもらえるタイプだって、私のような疲れるタイプとは別の悩みを抱えている。

 

たとえば、元気がもらえるタイプは孤独に弱い。1人では間が持たない人がとても多い。逆に、私は一人を楽しめる。喫茶店も、映画館も、美術感も1人で行けるタイプだ。心身が元気なうちはいい。けれども、病気や年齢を重ねることで自由に動けなくなる。そうなったときに、人との交流で元気をもらえるタイプは一人の時間を楽しめるだろうか。

 

人の生まれ持った気質はまず変わらない。行動は修正できても、持って生まれた才能までは変えられない。別に問題じゃない。なぜならば、才能に良いも悪いもない。ただ、それぞれの才能が違うだけだ。自分の才能を見極めて上手に活用する。これだけに集中すればいい。

 

私は泣き虫で引っ込み思案だった。一人で草花をいじっているような子供だった。それが今では「人付き合いが苦手で」と言ったら、爆笑されるようになった。才能の強みも、弱みも、行動でどうとでもなる。

 

才能は特徴に過ぎない。

強みにするか、弱みにするかは自分次第だ。

 

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