気圧がつらいよ
2019年10月12日 自宅
朝一なのに頭が重い。
ついでに体もむくんでいる。
原因は、あれだ。
気圧
情報サイトを覗くと、予想通り気圧が荒れ狂っている。しかも、この状況は1週間は続くらしい。耳をもみもみ、お風呂の蛇口をひねった。
気圧の影響で体調がおかしい。
この情報を知った日、「なるほど」と疑問が氷のように溶けた。天気の悪い日は頭痛と関節痛がいつもよりツライ。しかも、私は耳がすぐ痛くなる。飛行機は常にダメ、エレベーターもトンネルも新幹線も耳がキーンとする。これで、気圧に強い体だとは思えない。なぞの苦痛の原因がハッキリした。
奇妙なものだ。状況は何も良くなっていない。気圧なんて自然の影響は、個人ではコントロールできない。原因が分かった症状も一部に過ぎない。他にも原因不明な症状はいろいろ抱えている。それなのに、ほんの一部の謎が解けただけで心がふわりと軽くなった。ただ、私が単純なだけかもしれないが。
自分の単純さへの対策は難しいが、気圧への対策は何かあるはずだ。原因も症状もわかっている。こういう時はネットにお任せだ。早速、『気圧、ツライ、解消法』と打ち込んだ。
もしかして:気圧 つわり 解消法
違う。
予想外のところで新たな知識が増えた。つわりは気圧でもひどくなるのか。幸いなことに、”もしかして”の表示の下に望んでいた回答が並んでいる。さすが、Google先生は頼りになる。なお、つわりの項目では耳栓が効果ありと書いてあった。
低気圧が原因だ、と。
いや、高気圧で調子が悪くなる人もいる。
天気痛、気象病という言い方がある。
いろいろと知識が増えた。
多くのサイトで共通していたのは、『耳にある気圧センサーが敏感な人が苦しみやすい』『血行が良くない人が多い』『自律神経の乱れ』が指摘されていた。私はスリーアウトだ。すべてに当てはまっている。
凹むのはあとだ。大事なのは対処法だ。
『健康的な食生活』、黄色信号
『規則正しい生活』、赤信号
『ストレスをためない』、黄色信号
こちらもほぼアウトじゃないか。ただ、苦痛を耐え続けろというのか。さらに読み込むと救いになりそうな情報は3つあった。耳マッサージとお風呂と酔い止めだ。
耳マッサージはツボ押しだ。自律神経を整える効果があるらしい。それなら、指マッサージも効果がありそうだ。お風呂は血行を良くするのが目的、足湯でもイケる。気圧が影響の痛みは市販の頭痛薬では効かないことがある。ここで服用するのは酔い止め、車酔いと同じく酔う前に飲むのがポイントと書かれている。
調べてから、数日が経過した。じわじわ体の調子が悪くなってきた。お天気サイトには明日、雨が降ると予報されている。調べた気圧の対処法を試すチャンスだ。病院で出されている薬を飲んでいるので酔い止めは試せない。耳マッサージとお風呂を試してみた。
頭の不快感が軽い。
むくみがズボンの跡が残らないレベルに抑えられている。
ふらつくが秒数がいつもより短い。
どうも私には対処法が効いたらしい。「よくなるはず」の思い込みが効いた可能性は否定できないが。教えてくれた数々のサイトとGoogle先生に感謝である。これで毎日が少しは過ごしやすくなった。必要な情報がすぐに手に入る、いい時代だ。
落ち込むのは後だ。
まず、やるべきは対処だ。
被害を最小限で食い止める。
苦情は最後でいい。
むしろ、言わなくてもいい場合が多い。
参考サイト:
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