歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】ゲームは性格が出る

ゲームは性格が出る

 

2019年10月14日 自宅

 

昨日の囲碁サークルは楽しかった。ズタボロで3連敗したが、アドバイス通りに別の人と対戦したら勝利した。前は勝てなかった人に。前半は負けていたが、後半で逆転した。強い人は相手の弱点を見抜く目も鋭い。再びお会いできたら、お礼を伝えたい。

 

ゲームというのは勝負だ。勝ち負けがハッキリ出る。そのためか、何も賭けていなくても熱くなる人が多い。熱中すると人間の本性はむき出しになる。遊びだからと気を抜くには危険なひとときだ。

 

私は負けず嫌いだ。幼稚園の頃は、ゲームに負けると半泣きで勝つまで挑んだ。泣き虫で臆病な負けず嫌い、珍妙な生き物だった。今は笑顔で受け入れているが、内心では悔しがっている。『いつかは勝つ』と家で自習するタイプだ。

 

高校生のとき、将棋大会に出場していた。

別の学校の先生に言われた。

 

「粘り強いね」

 

生まれ持った負けず嫌いは健在だ。最後まで勝つのをあきらめないのだから、粘り強くもなる。対戦相手のほとんどは自分よりも実力が上だったので、勝った試合の8割は逆転勝ちだった。『勝負は最後まで分からない』『ゲームは心理戦だ』と学んだ時代だ。ちなみに負けた理由のほとんどは早とちり、あわて者な気質も生まれつきだ。

 

負けず嫌いも度を過ぎれば、しつこい人になる。強すぎなければ利点に代わる。負けず嫌いを「粘り強い」と受け止めてもらえる。自分の受け持ちの生徒を破ったのだから、本音は『しつこい』だったのかもしれないが。

 

短所と長所は見方の違いだ。または、強弱の違いとも言える。泣き虫や臆病も強くなければ、危険を察する能力が高いと言える。だが、これだけは止めた方がいい行動がある。

 

マナー違反

 

ルールを破る。

負けそうになると不機嫌になる。

道具を大切にしない。

 

ゲームでこういう態度をとる人は、どれほど普段が穏やかでも危ない。イザというときに、とんでもない行動を起こす。自分だけトラブルから逃げるなら可愛いい。自分のトラブルを押しつけていくとか、どさくさに紛れて物を盗んでいくとか、だいたい追い打ちをかけていく。

 

ルールを守らない人は、自分の都合で約束を変える。負けると不機嫌な人は、周りを気づかえない。道具を大事にしない人は、自分のテリトリー外は冷たい。他者の目線を意識できないので危険度は高くない。ただし、トラブル発生率は低くない。

 

ゲームは真剣勝負だから楽しい。「負けてもいいや」のノリでは面白さは激減だ。けれども、自分の言動には気をつけたい。誰も見ていないようでも、自分の動きは見られている。

 

「アプリだから、大丈夫だ」

 

残念ながら、大丈夫じゃない。インターネット上のデータは取集されている。自身のデータを分析されれば、性格なんてバレバレだ。AI診断の時代は近づいている。いや、もう来ているのかもしれない。中国で利用されているのだ。いつ、日本で普及してもおかしくはない。対面の世界でも、インターネットの世界でも、顔をしかめられる言動はしないのが吉だ。

 

気づかれて欲しくない所ほど

他人にはよく見える。

 

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