歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】新しい出会いは-+

新しい出会いは-+

 

2019年11月15日 自宅

 

ここ1ヶ月で知人、友人が100人は増えた。
対面だけで、だ。

 

名前と顔を一致させるのは厳しい。実は、私は名前を覚えるのは苦手だ。代わりに、会話を覚えるのは得意だ。だから、相手の顔と話した内容を覚えておく。名前を呼ばなくても自然に会話する技術は身につけている。本当は名前を覚えられたら最高なのだが。申し訳ない。

 

新しい出会いというのは疲れる。人間の脳は省エネ体質だ。同じ行動を繰り返すことで、エネルギーを節約する。人が行き慣れた場所を選び、同じグループにばかり所属したがる理由のひとつだ。

 

しかし、脳にはある特徴がある。脳は新しい情報が大好きだ。楽しいという感情がセットになれば、猛烈な勢いで記憶回路がフル回転する。日本史の教科書の人物はさっぱり頭に残らないのに、ゲームの戦国武将はすぐに覚えられるのは楽しいからだ。ただ、記憶回路がフル回転すれば、大きくエネルギーを消費する。人間と同じく、脳も矛盾を抱えている。

 

新しい出会いは脳の矛盾がわかりやすく表れる場所だ。どれほどコミュニケーションが得意で、人と会話するだけでエネルギーが補給できるタイプでも、新しい場ではエネルギーを多量に消費する。『よくしゃべり、よく食べる』、これは失ったエネルギーを補っているのだ。じっと観察していると、彼らはこまめに栄養を採っている。

 

そして、新しい出会いは脳が喜ぶ。自分だけでは触れることもない情報がガンガン流れてくる。もし、パーティーなどで頭が痛くなる人は疑った方がいい。糖分、水、酸素不足ではないか、と。身体がだるくなってきたら、少し部屋を出ればいい。広い場所で深呼吸するだけでも頭がしゃっきりする。持ち歩けるならば、塩飴や水もキーアイテムだ。この技はテレワークでも使える。

 

新しい出会いには、体力が奪われるというマイナス面と、新しい情報と脳が活動的になるプラス面がある。マイナス面をいかに小さく、プラス面をいかに大きくするか。それは、自分自身の行動にかかっている。

 

頭を鍛える最高の方法は、

多くの人と語り合うことだ。

 

自分の脳内だけでは、あまりに狭すぎる。

 

プロカウンセラーの聞く技術

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  • 作者:東山 紘久
  • 発売日: 2000/09/01
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