歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】泣けない時はどうする?

泣けない時はどうする?

 

2020年1月15日 自宅

 

一晩がたった。

 

昨日は内心ボロ泣きだったが、今日は少しも感じない。我ながら薄情な生き物だ、そんな風に思っていた。本を手にするまでは。

 

楽しくない。

 

どんなに好きな本を読んでも、面白くない。ご飯を食べても、気分が盛り上がらない。感情がぼけていて、ちっとも動く感触がない。1時間ほど自己分析して、やっとわかった。

 

今の私はショック状態だ。

感情のブレーカーが落ちている。

 

懐かしいな。

 

お腹の子がいなくなったことが、よほどつらかったらしい。多重人格でも受け止めきれなかったようだ。心を守るために、何かを感じる機能がシャットダウンされている。どこか画面越しでドラマを観るように、自分に起こった出来事を観察している。

 

この感覚は、母が亡くなった時と同じだ。

哀しいはずなのに、涙がひとつも浮かばない。

 

何も感じなくなる。これは、心の防衛本能だと今ではわかっている。強すぎるショックを和らげるために感情の蛇口が止まっている。元の自分に戻る方法も知っている。

 

いつも通り過ごす。

 

今の私は心がボロボロなのだろう。だから、ちょっと休ませてくれと感情の休暇申請が出された状態だ。心が回復すれば、何もしなくても感情は現場復帰してくる。ここで変に焦ったり、感情を取り戻そうとすると、いつまでたっても治らない。穏やかに、日々を過ごすのがいい。周りに冷たい人間だと言われようともスルーあるのみだ。

 

まずは、ゲームでもしようか。

ちょっと難しめの本を読むのもいい。

 

今を忘れる時間だけが薬になる、そういう時も人生には存在する。

 

 

表情と感情はイコールではない。

 

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