歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】用事はお弁当のおかずである

用事はお弁当のおかずである

 

2020年2月2日 自宅 

 

 今日は、自宅でのんびりだ。

明日も、たぶんのんびりだ。

だが、明後日は違う。

 

明後日は病院に行く予定が入っている。新型コロナウイルスが流行中に病院に行かなければならない。何の準備もなしに向かえるはずがない。精神科なのが、せめてもの救いである。いつも待合室が満席なので、まったく安心はできないが。

 

マスク、ハンカチ、手袋

 

持ち物の準備だけでは十分じゃない。

むしろ、これからが本番である。

 

予定の詰め込み

 

私は外出するだけで、発熱するほど体力がない。しかも、今は感染症が流行中である。人に近づく回数が多いほど、感染する確率が上がる。つまり、外出の回数と時間が多いほどかかりやすくなる。おまけに私は喘息、腎炎、免疫異常のトリプル危険な生き物だ。外出のリスクがあまりに高すぎる。

 

 けれども、生きていると用事からは逃れられない。どう頑張っても、家では消化できない用事はある。だから、日時が決まっている用事がある日がポイントになる。予定を変えられない用事を中心に、お弁当のおかずを詰めるように用事を当てはめていく。そうすることで、外出する日を最小限にする。ちなみに、今月は病院に行く日しか外出をしていない。他の月も似たようなものである。

 

体力の節約のために、私は用事を詰め込んでいる。しかし、用事を詰め込む利点はこれだけではない。いくつかあるが、影響が大きいのはこの2つだ。

 

時間とお金

 

外出は移動に時間がかかる。家での準備も含めれば、1時間単位で消費している。そして、外に出ると財布を開くことになる。

 

「ちょっとした運動なら、お金はかからない」

 

もしお金を使わないなら、おかしな事実がある。なぜ、散歩コースやマラソンコースの近くには自動販売機が設置してあるのか。コンビニがあるコースも少なくない。購入する人が多いから、商売が成り立っているのだ。

 

 外出の回数が少なければ、時間・体力・お金のすべてが節約できる。けれども、大きな落とし穴がある。なんでも削ればいいというものではない。特に健康な人は要注意である。

 

ストレスがたまる。

 

私のような「引きこもり? 年単位でも余裕です」、こういう生き物は問題ない。どこかの大富豪のように、自宅に映画館どころか牧場まである人も平気だろう。だが、ほとんどの人は違う。ずっと家にいると、暴れたくなるほどストレスがたまる。これは一人暮らしだろうが、家族で暮らしていようが、まったく関係がない。理由は様々だが、ストレスがたまるのは変わらない。

 

オススメは用事を種類分けすることだ。通院や公共料金の支払いなど、必要にかられた用事はお弁当のように詰め込んで効率よく消化する。読書やスポーツに旅行など、楽しむ予定は効率を心のクローゼットに放り込んで時間をたっぷりととる。大事なのは使い分けである。

 

時間管理の技を、私は楽をするために使っている。体力の温存を最優先にいろいろ試した結果、この結末にたどり着いた。そうしたら、自由に使える時間とお金が増えて驚いた。これまで、どれだけ無駄に動いていたのか。反省の一言である。

 

 寝たきりになった結果、学んだことは多い。自分のバカさと、人生の不思議を、しみじみと感じる毎日だ。

 

 

時間の使い方に、その人の生き方が現れる。

 

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