歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】すべてを説明できるか?

すべてを説明できるか?

 

2020年3月17日 自宅 

 

失敗した。

しばらくは苦痛の時間が続くのか。

 

笑顔の仮面の下はひきつっていた。

 

 

約束の時間が迫っているのに、着替える気にならない。

ビデオ会議1時間前なのに、マイクチェックをしていない。

朝早いのに、行く準備が進まない。

 

予定が決まっているのに、気分がのらない。そういう時はキャンセルする。キャンセルが無理な場合も、出来るだけ早く帰宅する作戦を立てる。なぜならば、たいていロクでもない展開だからだ。

 

向かった集まりに、詐欺師がいた。

勉強会ではなく、高額セミナー売りつけ会だった。

天気が崩れて、中止になった。

 

特に理由もないのに、なんとなくやる気が起きない。この現象を『トラブル察知なんとなくセンサー』と名づけた。͡長すぎるので、普段は”なんとなくセンサー”と呼んでいる。このセンサーに逆らうと、90%の確率で後悔するハメになる。病院に行かなきゃいけないのに面倒くさい。こっちはきちんとした理由がある。”なんとなくセンサー”の反応と似ているので注意したい。

 

 この”なんとなくセンサー”、活用するほど精度が上がる。

なぜ当たるのかは、まったくわからない。

 

誘ってくれた友人の警戒心がゆるかった。

勉強会の説明文がおかしかった。

天気予報の雨の予想が50%だった。

 

後づけで、理由を埋めることはできる。だが、あまりに弱い。気づけなかったトラブルを、なぜ察知できたのか。その根拠としては弱すぎる。直感としか言いようがない。

 

当たるんだから、いいじゃないか。

 

結果が大事派なので考えることを投げ捨てた。大事なのは、トラブルを避けられるかどうかである。”なんとなくセンサー”に従えば、人生が過ごしやすくなるのだ。その果実に比べれば、論理的な説明は皮である。果実の甘みを味わえればいい。皮がついているかどうかなんて、私は気にならない。

 

だいたい、世の中のほとんどを人間は知らない。科学が発展したと言っても、自然界の謎の1%もわかっていない。まだまだ、世界はわからないことだらけだ。科学じゃ説明できないことが宇宙にはあふれている。論理にこだわりすぎると、遠回りどころか奈落の底である。

 

 だから、私の判断基準は、今日も変わらず『トラブル察知なんとなくセンサー』だ。何度も命の危機を救ってくれた。恩センサーを手放す日は来ないだろう。

 

 

人が読み解けた世界の法則は

塩一粒よりも小さい。

 

塩一粒ですら、

人が100年かけても

すべてを理解しきれない。

 

それほど、世界は広大だ。

 

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