歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】追撃には準備がいる

追撃には準備がいる

 

2020年8月11日 自宅

 

ひゃわわ

 

今日もテンションが上がった。

 

昨日に引き続き、ゲーム『刀剣乱舞』の情報が投下された。2日連続、心わくわく情報が公開されるとは。予想していなかった。多くのユーザーも同じ心境だったようで、Twitter上で軽いお祭り騒ぎになっている。踊り狂っているかのような興奮ぶりは見ていて楽しい。私は内心絶叫派なので自アカウントは静かなものだが。

 

それにしても、ゲーム『刀剣乱舞』は容赦ない。昨日だけでも、なかなかの盛り上がりだったのに。さらに追撃をかけてくるとは。なんという戦上手だ。いつ、この企画を立てたのだ? 気になって仕方がない。

 

『生き残るのが最優先、次に大事なのが追撃だ』

 

これが、勝負の鉄則である。戦争でも、金融取引でも、商売でも、この基本は変わらない。人間関係でも、もちろん有効だ。そのせいか、この法則を知っている人は多い。それなのに、この法則はあまり話題にならない。

 

『追撃には準備がいる』

 

準備無き追撃なんぞ存在しない。逃げる敵に追い打ちをかけるために矢を射ろうとしても、矢を射る人と弓と大量の矢が無ければできない。だから、追撃が中途半端になったり、逆にカウンターで大ダメージを食らって勝敗がひっくり返ったりする。

 

追撃はチャンスであると同時に、最も油断しやすいタイミングだ。それゆえ、追撃の準備とは人とモノだけでは足りない。反撃されたときの防御やこちらが不利になった場合の逃走手段も準備に含まれる。あくまで、最も大事なのは生き残ることだ。エサにつられて滅んではいけない。

 

戦術は自分には関係ないと思いがちだ。とんでもない。これは、そのまま現代社会に当てはめられる。株取引で持っている株が上がりそうだ。追加で購入したいがお金が足りない。お金を借りて、追加購入をする。予想が外れて、持っていた株が下がる。すべての株を売っても、借りたお金には届かない。借金の返済のめどがたたず破産する。よく聞く株取引での追撃ミスの例だ。実例なんて、金融取引だけでも数えきれないほどある。

 

人は、どうしても都合のいいように考えがちだ。自分が有利な立場の時は特にこの傾向が強くなる。ゲーム『刀剣乱舞』のように追撃が鮮やかに決まる場合、準備にとても手間がかかっている。ただ、それを表に出していないだけである。その場の思いつきでうまくいくほど甘くはない。

 

他者の成功を眺めてただけなのに

自分もできると錯覚する。

 

この事実を目にするたび、

古典の価値が下がる日は来ないなと安心する。

 

人の悪癖が変わらぬ限り、

書かれた法則は有効なのだから。

 

 

追撃中に命を失った。

 

そういう将の話は

どこの地域にもたくさん残っている。

 

人の性は

時代・国に囚われず共通である。

 

わかりやすい証拠のひとつだ。

 

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