読書感想は一行で
2020年9月19日 自宅
いかに書かないか。
これが、私の基本だ。
毎日のように本を読んでいる。何を読んだかをすべて残さない。体調が良い時でも、1日のうち最も印象深かった本について一行ほど書くだけだ。つまり、読んだ本のほとんどは脳内にしか記録がない。これには理由がある。
面倒くさい。
体中が常に痛いので、どんな作業であれ回数が増えるたびに痛みがアップする。痛みを我慢してまで感想を書き留めようと思える本は数少ない。どんな本でも感想を書くことはできるが、いちいち読むたびに書くのはしんどい。なので、印象に強く残った本だけさらっと感想を書く。
そして、その一行だけの読書感想のいくつかがブログ記事に変わる。強く印象に残ったものばかりなので、文章化するのがとても楽だ。乾燥わかめを水で戻すと量がすぐに増えるように、1行の文章が2,000字くらいに膨らむ。脳内にしっかり刻まれているので、記事にするために読み直す必要もない。確認するのは著者名やページ数ぐらいだ。
そんな書き方なので、自然と読書感想が内容要約にはならない。個人的想いだが、良い本はぜひ手に取ってほしいと願っている。あまり細かく内容を書いてしまうと、本を読む必要が無くなってしまう。図書館で借りた推理小説の1ページ目に犯人の名前のラクガキがあったとする。この本を借りる人はどれだけいるだろうか。少なくとも、私は借りる気を無くす。
ネタバレしない方針は、動画やゲームについて感想を書くときも同じだ。なお、読む立場の時はネタバレ系の文章もガンガン読む。人とは矛盾の塊だと自分の行動からもわかる。ネタバレを読んじゃうと「これで十分かな」と感じたことが何度もある。それがネタバレしない方針のきっかけになったのは否定できないが。
体が痛いのじゃ~
ブログ記事が書きやすいのじゃ~
本文を読んでほしいのじゃ~
そんな事情があり、私の読書感想は一行と決まっている。読んだ本のすべてについて記録している人やギッチリと読書感想文を書ける人を耳にすると「すごい」と思う。同時に、「私には、とてもマネができないな」とも思う。
一行だけの読書感想
面倒くさがりな私には、これがぴったりなのだ。
尊敬する人のようになれない?
当たり前じゃないか。
自分は、自分にしかなれないよ。
少しでも、近づきたい?
なら、自分レベルに改造すればいい。
継続できるぐらい、簡単にね。
自己紹介でもある記事
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