歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】紙の辞書はメリットがいっぱい

辞書のおかげで時間短縮

 

2020年2月15日 自宅

 

面倒くさい。

 

これが、一番の理由だ。

 

 

届いた。

 

ずっと前から欲しかった辞書3冊が届いた。国語辞典、英和辞典、英英辞典、まだまだ欲しい辞書はたくさんあるが。手元にあっても、使いこなせなければ部屋のインテリアだ。辞書はちょっとお高めだ。おまけに、言葉の意味が変わることがある。前は10年ぐらいはもったが、最近は3年でも厳しい。買い替えが必要である辞書を置物にはできない。

 

ネット上の辞書なら、常に最新?

お金もかからず、紙の本より優秀だ?

 

わかる。財布に小銭時代は、ネット上の辞書には大変お世話になった。今でも毎日のように活用している。辞書サイトと機械翻訳サイトとwlikipedeがなければ、どれほど日々の生活が不便なことか。専門用語や生まれたばかりの言葉を調べるのに、特に欠かせない。けれども、ネット上の辞書には大きな弱点がある。

 

検索完了までの時間が長い。

 

紙なら2、3秒で済むのに。ネット上の辞書だと、キーボードの打ち込みと表示で3分ほどはかかる。1語を調べるだけならまだいいが。複数の言葉を調べた場合、かかった時間の差が何十分も違ったりする。

 

ネットが繋がっていないと使えない。

 

2020年4月に思い知った。インターネット速度が遅くなると、文字がメインの辞書サイトですら表示が遅い。画像1枚のダウンロードに数分かかっていた、2000年のISDN時代を思い出させるような遅さだった。現在は元に戻っているが、またインターネット速度がまた遅くならない保証はない。それに、停電したら使うことすらできなくなる。

 

気になる言葉を調べたい。

なのに、調べる方法がない。

 

あのイライラをもう一度味わいたくない。だから、私は辞書3冊を購入した。購入後、紙の辞書のある利点に気づいた。

 

知らない言葉に気づける。

 

ネット上の検索はピンポイントだ。キーワードを絞って、目当ての言葉を探す。とても便利なのだが、ピンポイント過ぎて探した言葉に関わる知識しか増えない。紙の辞書だと、見開き2ページで言葉が20~30語は目に飛び込んでくる。私には、すべてを知っているほどの語彙力はない。結果、ひとつの言葉を調べるたびに知らない言葉の知識が増えていく。この知識が、多くの文章を読むときに役に立つ。

 

私はコツコツが苦手だ。語彙力の問題集で言葉を増やすとか、そういう真面目な方針が向かない。学生時代ですら、漢字書き取りなんてほとんどしていない。読書中にぶつかった知らない言葉を毎度調べる。この習慣がインターネット検索でも活きた。紙上だろうと、ネット上だろうと、図書館だろうと。知らない事の調べ方の基本は同じだった。

 

語彙力が足りない。

ネット検索がうまくできない。

 

こういう嘆きをよく見かける。そういう人は紙の辞書で訓練すればいいのにと思ってしまう。紙の辞書には、どれにも情報の探し方が事細かく説明されている。紙の辞書を使いこなせたら。インターネット上の検索でも困ることはないだろう。紙の辞書を使っているうちに語彙力も上がる。一石二鳥だ。

 

言葉は日々、増え続ける。

その意味も時代と共に移り変わる。

 

辞書がいらなくなる日を想像することはできない。

 

 

「辞書を使っていた」

 

そう言える人はたくさんいるが。

 

「辞書を使いこなした」

 

こう言える人はほとんどいない。

 

実際に使いこなした人は、さらに少ない。

  

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