雑誌『週刊ダイヤモンド』に面白さを学ぶ
2020年12月23日 自宅
わかりやすい。
それだけでは足りないのね。
久しぶりに紙の雑誌を買った。いつもは雑誌は電子図書で読む。だが、今回は書籍『独学大全』特集の付録が欲しかった。経済誌を紙で買うのは何年ぶりだろう。購入理由がアニメ雑誌を手に入れる時と変わらないのには目をつぶった。
付録が目的、雑誌本文はおまけ
世の中には、付録が目当てで買った雑誌は読まない人が結構いる。私は違う。ビックリマンチョコのチョコ菓子を捨てるようなことはしない。シールは専用ファイルに保存、チョコ菓子は美味しくいただく。書籍『独学大全』の特集を熟読後に本棚に収納、すぐに雑誌本文を読んだ。
爆笑
世界の外交のページで笑いが止まらなくなった。唐突な『ぴえん』は不意打ち過ぎる。2020年まとめと2021年の予測がメインテーマだ。流行語や新語が組み込まれるのは予測できた。それでも、真面目くさった似顔絵に硬い文章だらけの世界地図に『ぴえん』がくるとは。
最近の経済紙は自由だな。
いや、待てよ。たまに電子図書で目にする経済紙はここまで冒険していない。 雑誌『週刊ダイヤモンド』がはっちゃけているのか。年末の忙しさによる狂気の現れなのか。個人的には面白かったので理由はどうでもいい。とりあえず、雑誌『週刊ダイヤモンド』を定期的に目を通す雑誌リストに追加した。
それにしても、笑い過ぎてツライ。
『ぴえん』自体が面白かったのではない。言葉の使い方が絶妙だった。経済誌というのは、どうしてもお堅いイメージがある。特に外交は政治ネタなので、経済紙で扱われるテーマの中でもゴリゴリだ。そこに新語の中でも特にゆるい『ぴえん』をツッコむ。内容が持つテーマの堅さと新語のゆるさの違いが腹筋を直撃した。
面白さというのは、驚きから生まれる。
面白ければ、記憶に残りやすい。
覚えてもらえれば、またの機会が訪れる。
付録が目的で購入したが、雑誌本文からも学ぶことが多かった。やはり、購入したものは隅から隅まで味わうのがいい。予想外の知識やアイディアは、自分の目線外からコンニチハする。これだから、手あたり次第に読むのがやめられない。
私は面白い文章が好きなのだ。
そういう文章に出会うために生きている。
そう、言い切れるほどに。
雑誌『週刊ダイヤモンド』、笑いをありがとう。
予定調和
これほど、面白くないものはない。
予想が外れるからこそ、面白いのだ。
自己紹介でもある記事
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