歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

『病院スクランブル』 第18回 壁立

 

第18回 壁立

 

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2019年2月27日 自宅

 

京都から、帰ってきた。

時刻は23時半を過ぎている。

 

とても眠い

 

天狼院書店での勉強会は

21時半までなのだが

 

講義が伸びたり

会話が盛り上がったり

飲み会が発生したり

 

誘惑に逆らえず

つい残ってしまう。

 

今日はサクッと別れの言葉を告げたが

それでも23時半は過ぎてしまった。

 

やっぱり、京都は遠いな

 

そんなことを考えながら

帰りの電車で1時間、うたた寝する。

 

それが、つらくも楽しい

月2回の予定だ。



ふらふらになりながらも

家に帰りついた。

 

まぶたが重い

 

だが

寝るわけにはいかない

 

もし寝てしまうと

明日の朝、痛みで転げまわる。

しかも高熱のおまけつきである。

 

そんな事態は避けたい。

 

眠い目をこすりながら

帰宅時と、寝る前の習慣を実行した。

 

うがい手洗い

薬を飲む

歯磨き

 

そして、壁立ちだ。

 

壁に背をつけ立つ

それを1分ほど続ける

 

たったこれだけなのに

朝の目覚めが快調になる。

身体の痛みも軽くなる。

 

今年1月に紹介された

医師、山本江示子さんの書いた本

『寝る前1分の壁立ちで一生歩ける!』

を参考にしている。



私が効果を実感したのは

正座ができるようになったからだ。

 

1月15日から続けて

まだ1カ月半しか経っていない。

 

1年前は背もたれなしに

1分座ることも無理だったので

正座ができた時はびっくりした。

 

喜びよりも

「なんで正座できているの?」

という現実を疑う気持ちが強かった。

 

『壁立ちだけとか、本当なの?』

 

半信半疑どころか

2信8疑だったので

申し訳ない気持ちになった。

 

著者の山本さんに

お会いしたことがあるので

罪悪感が半端ない。

 

疑っていて、申し訳ありませんでした

 

ご本人に向かっては口に出せないので

心で土下座させていただく。

 

知人にも本を勧めますので

許してください

 

こんなことなら

最初から信じていればよかった

 

壁立ちをするたびに

1分の懺悔(ざんげ)をする日々である。



いつもの後悔を終え

ベッドに入った。

 

今日も、いい一日だったな

 

明日の朝、

驚きが待っているとも知らず

眠りについた。



≪2019年2月28日に続く≫

 

 

 

寝る前1分の壁立ちで一生歩ける!

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