歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】食べれないなら、飲めばいい

食べれないなら、飲めばいい

 

2021年2月16日 自宅

 

食べられない。

 

その程度では絶望に足りない。 

 

 

食べ物が喉を通らない。

 

どころか、水分を摂取するのも厳しい日が続いている。数えきれないほど経験しているので、精神ダメージはない。むしろ、気分をあげようとしてくれるパートナーへの申し訳なさがキツイ。こまめに飲料を入れてくれるのに飲み切れない。カップの8割も減らぬまま排水溝行きも珍しくない。「もったいない」と止めようとするが。

 

「あんたの高熱で部屋の室温は高めだ」

「傷んだ飲料を飲んで、お腹を壊される方が困る」

 

そう言われてしまえば、何も返しようがない。実際に、私のいる部屋は24時間エアコン・空気清浄機・その他暖房を使っているのに電気代が低めだ。常時、38℃前後な生きてるカイロがいる影響力だろう。代わりに、夏場の冷房代は高めだというデメリットがある。

 

あまりに飲めないので、水だけでいいと言ったこともある。それも、片っぱしから否定された。コーヒーやお茶にも栄養があるだの、変化のない生活は心身に悪いだの、細かいこと気にする方が面倒だの、ボロクソだった。「とにかく飲め、飲めるだけ飲め」の一点張りだった。

 

いや、嬉しいんだよ。

 

味というのは大事だ。食事抜き1ヶ月とか人生で何度もあったので、同じ食事がどれだけ続いても負担を感じないメンタルだ。そんな私でも、味や彩に変化があれば喜ばしくはある。固形物が食べられないとしても、スープやゼリー飲料の味が違えば気持ちが上がる。飲料があまり飲めなくても、ほわっとした香りや目に鮮やかな色合いを楽しめば心が和らぐ。

 

ただ、飲料は安くない。おまけに、パートナーはコーヒー狂だ。他の飲料もこだわりがすごい。その厳選された飲料が、飲み切られることなく捨てられるのだ。どうしても、申し訳なさを感じてしまう。

 

わかってはいるのだ。

飲料の値段よりも、私の一時の憩いを大事にしてくれているのは。

 

体調が悪いと、どうしても文章を読む時間やゲームで遊ぶ時間は少なくなる。身体の苦痛でストレスが増えているのに、ストレス解消をする時間が減少するのだ。それが、さらなる心身の衰弱につながる。その悪循環をなんとかしようと、パートナーは知恵をひねってくれている。飲料を色々と用意してくれているのも、そのひとつだということは。

 

その気持ちだけで十分なのに。

 

今日も、

パートナーは残すとわかっている飲料を入れてくれる。

 

ありがたいやら、すまないやら。

 

マーブル模様の切なさを感じた。

 

 

感謝と謝罪

 

このふたつの感情は

とても近い場所に存在している。

 

 

 自己紹介でもある記事

www.ayube.jp

 

↓ ランキングに参加中です。

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村