歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

『病院スクランブル』読まれやすいネタとは?

読まれやすいネタとは?

 

2019年4月15日 自宅

 

最もアクセスの多かった2,000字の記事は、完成に2時間かかっていない。アクセス記録をチェックする度に思う。書けた時間と労力はアクセスの多さと比例しない。むしろ書く内容を決めた瞬間に、アクセス数も決まっている。3ヶ月書き続けて、つかんだ実感だ。

 

『企画8割』という言葉がある。文章力よりも、何をネタにするかで読者数が決まるという意味だ。傷んだ食材では一流シェフでも食べられる料理が作れないように、時代に合わないネタでは文章は読んでもらえない。読んでもらえたとしても、少数にとどまる、流行を演出できるなら問題ないが。

 

カメラの撮影技術について記事を書くとする。『スマホ写真術』『一眼レフの活用法』『フィルムカメラの使い方』文章を打ち込む前に、勝負は決まっている。少なくとも、『フィルムカメラの使い方』でランキング1位は厳しすぎる。

 

文章ネタを選ぶ時に、忘れてはいけない質問がある。

 

「自分はこの内容を読みたいか?」

 

自分すら読みたくないモノを、他人が読んでくれるはずもない。「多くの人が読みたいか?」の前にズッコケている文章が世の中には多すぎる。アクセスアップ対策に引きずられている人が、よくハマっている落とし穴だ。あくまで記事がメインで、アクセスアップ対策はメインを広めるためにある。魅力のない商品を上手に宣伝しても、信用を失うだけである。

 

『読者をイメージして書けばいい』と言われる。だが、どれだけリサーチしても、やってみないと分からないことは多い。むしろ書きながら読者の要望に応えていく方が、初心者には向いている。ツイッターなら”いいね”と”リツイート”されたツイートをチェックするだけだ。多く反応があった話題が、訪問してくれる人が自分に求めているテーマだ。

 

多くの人に読まれるネタを、記事にする人は多い。ライバルが多い分野で感動を狙うのは、登山経験もないのにエベレストの頂上を目指すようなものだ。まずは自分に興味を持っている人たちが『読んでよかった』と感じてもらえるネタで文章を書く。読者の反応を観察しながら、徐々にテーマを広げていく。アクセスしてくれる人の期待を裏切るのは、最も避けたいパターンだ。

 

リピータのいない飲食店は、閉店のゴールしか選べない。

 

読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術

読みたいことを、書けばいい。 人生が変わるシンプルな文章術

 

 

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