『病院スクランブル』 好きが嫌いになる瞬間
2019年3月27日 自宅
今日1日は、心からいい日だと思えた。病院に行く回数の減少、好きなアイテムゲット、帰宅後も倒れていない。素晴らしい1日だ。嬉しい、楽しい、好き、にあふれた時間は宝物だ。
「好きだけで、すべての時間が過ごせたら」1度はみんな考える夢だ。残念ながら社会の仕組みからみても、脳科学的に見ても不可能である。
どれだけRPGが好きで1日中ゲームして過ごせたとしても、嫌なことはある。レベル上げが面倒だったり、狙ったアイテムが手に入らなかったり、簡単すぎてつまらなくなったりする。楽しんでる時間が、すべて喜びではない。
そして人間の脳は、刺激に慣れる特徴がある。好きなことを毎日長時間続けると、飽きてしまう。もっと面白いもの、もっと変化があるものを求める。ディズニーランドやUSJが定期的にイベントを開催するのは、人を呼び寄せるためだけではない。
「好きなことを仕事にしたら、嫌いになった」の原因の多くは、面倒さと飽きである。好きなことの中には、面倒な作業が含まれる。いくら好きな料理でも、1年間毎食まったく同じではツライ。「好きは趣味の範囲が一番だ」という意見も、間違いではない。
好きを生活の中心にしている人は、面倒さを蹴りとばせるほどの情熱があり、飽きないほどの変化を生み出せる。そんな人でないと、好きが続かない。できそうにないなら、趣味の範囲に収めるほうがいい。好きが嫌いに変わるのは、悲しいことだ。
”好き”のパワーはすごい。これだけで、ほとんどの壁はぶち壊せる。だが”好き”であり続けるのは難しく、熱意と工夫が必要である。
<<2019年3月28日に続く>>
↓ ランキングに参加中です。