歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【病院スクランブル】運が悪い時の過ごし方

運が悪い時の過ごし方

 

2019年6月1日 自宅

 

月が変わった。いつも通り、先月を振り返る。クラクラした。毎週、トラブルが降臨して予定の変更が目まぐるしかった。やりたいリストの2/3は手つかずである。ここ1年では最も波乱な月だった。どおりで疲れが残っているわけだ。今月の予定は少なめに組もうと決意した。

 

人生にはリズムがある。何をやってもポンポンポンとうまくいく時もあれば、進む度にドテンとつまづく時もある。運がいいときは、謙虚と感謝と用心を忘れないだけでいい。初心を忘れなければ、まず大怪我はしない。困難にぶち当たっても、助けの手が伸びる場合が多い。問題は運が悪いときだ。

 

運が悪いと感じるときは、だいたいトラブルの波がザブーンザブーンと襲ってくる。単独で来ることは少なく、最低でも信長公が武田軍を破ったときのように三段撃ちの波状攻撃だ。ひとつ乗り越えたと安心したら、そのスキをついてくる。調子が良くなるまで、一瞬も油断ができない。

 

おまけに寄ってくる人も質が悪い人が多い。混乱のさなかに出会う人は、宝くじの1等当選した時に集まる人に近い。「藁にすがったら、地獄へのチケットだった」なんて笑えない経験が幾度かある。ピンチの時の甘い話ほど、信用度の低いものはない。

 

この時期は体力と気力の消耗も激しい。それなのに、トラブル対処で回復する時間も削られる。心身の健康が崩れやすいのが特徴だ。

 

すべてが悪い方に回ると生活はボロボロ、人間関係はズタズタ、心身はズタボロの踏んだり蹴ったりの状況に突き落とされる。この状況から復活するのは年単位かかる。何度も味わいたくないパターンだ。

 

運が悪いときは、行動する度に裏目になる。だから対抗措置は逆をいく。つまり、できるだけ動かない。災害時の行動とほぼ同じだ。考えうる限り安全な場で、修羅場が過ぎ去るのを、被害を最小限に抑えながら耐える。後のために、気力と体力の消耗はできるだけ避ける。お金の消費にも気をつけたい。過ぎ去っても気を抜かず第2、第3の修羅場に備える。完全に収まったら、無理に気をつけながら復旧に向かう。そして、いつか来る似た状況に備える。

 

いい時しかない人生も、悪いときしかない人生もない。上下の幅に個人差はあっても変動はある。上がりっぱなしの株式市場がないのと同じだ。大事なのは調子の見極めだ。

 

昇り調子か?

降り調子か?

どのタイミングで反転するのか?

 

ここを読み間違うと悲惨だ。昇り調子はすぐ終わり、降り調子がいつまでも続く。そんな生きづらい人生を歩むハメになる。「苦難を乗り越えるのが快感だ」という性格ならば、何も考えないのもありだが。どうせ努力するなら、効果が出るタイミングを私なら選ぶ。

 

自然に勝てる、人類はいない。

 

<<2019年6月2日に続く>>

 

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