運は玉突きだ
2019年3月28日 自宅
心がゆるくなって大泣きした人もいた。それでも最後はみんな笑顔で解散、夏の日かげのような心がゆるむ空気でセミナーは終わった。
これも主催者2人の人柄と経験の結果だろう。付き合ったばかりのカップルのいちゃつきに春の陽気も感じたが、いいアクセントとなっていた。
最近、周りにおめでたい出来事が多い。プロジェクトが成功した。結婚した。希望の大学に合格した。そのおかげか、私も杖生活から脱出した。周りも、自分も祝い事が多いので笑顔を見る機会が増えた。自然あふれた土地で見上げた星空のような笑顔の競演に、眺めているだけで元気をもらえた。
運がいい人の周りには、運がいい人が集まる。そして逆も、同じ法則である。似た者同士が集まるのは、運の良さでも変わらない。ただし、趣味や性格などで集まったグループとは大きな違いがある。ビリヤードのプロがついた玉のごとく、運が次々と他の人に連鎖する点だ。ビリヤード玉と違って、運の連鎖に終わりはない。運がいいグループにいると、ひたすら運が滝を登る鯉みたいに上昇していく。
運がいい人の特徴は大きく3つあり、喜び上手・ほめ上手・ありがとう上手だ。そして、運がいい人がいるだけで、その部屋の雰囲気が明るくなる。明るさには個性があり、ろうそくレベルから太陽レベルまで様々だが、明るくなることには変わりがない。
なお運がいいグループには、自然浄化機能が備わっている。ふさわしくない人は、気づいたらいなくなっている。誰もなにもしていないのに、縁が消えている。
「他人の成功が不愉快だ」
「ニコニコがバカに見える」
「不満ばかりが浮かぶ」
真っ黒な気持ちになるときは、人生の信号が黄色である。放置していると、大きい事故のようなトラブルが訪れる。そうなる前に、今の自分の置かれている状況を見直す。ドス黒い思考時は、たいてい余裕がないときである。自分の嫌なところなんて、見たくもない。けれども自らを見直さない限り、もっと悲惨な状態になる。
人生は努力だけではない。運に泣き笑うのが、実際の世界である。だからこそ、楽しく生きたいなら『運が寄ってくる人』になるのは必須である。
<<2019年3月30日に続く>>
斎藤一人 運のいい人、悪い人の話し方 人生も仕事もうまくいくコツ
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