歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】一人暮らしには大きなリスクがある

一人暮らしには大きなリスクがある

 

2019年7月10日 自宅

 

痛みで目が覚めた。全身が痙攣したかのように動けない。3時間ほど、もだえていたら家族が起き上がるのを助けてくれた。一人だったら、意識を飛ばして次の日だっただろう。アリガトウ。

 

「一人が気楽だ」

「誰かがいると面倒だ」

「自由に時間が使える一人は最高」

 

心身ともに元気ならいい。だが、体調が悪くなると生活が壊れる。ご飯もない、水もない、ゴミも捨てられない。助けも呼べずに、行き着く先は孤独死だ。そうなる前に、一人ぼっちから脱出したい。

 

一人暮らしは楽しい。どんなダラシがない格好でゴロゴロしても、どれだけ遅く起きても、ゲームを1日中プレイしても注意する人は誰もいない。こたつの魅力に堕落した人のようにダラダラを満喫できる。今はネット注文があるので、食事を買いに行く必要もない。お金の許す限り、好きなだけ引きこもっていられる。

 

だが、自由に動けなくなった瞬間にすべて崩れる。どれほどインターネットが便利でも、申し込まなければ届かない。意識を失って倒れても、誰にも気づかれず放置されるだけだ。

 

ある人が衰弱死したが貯金に余裕があった。家賃や電気光熱費、通信費も滞ること無く払われ続けた。その結果、白骨死体になるまで見つからなかった例がある。資産があることがマイナスに働いた痛ましい話だ。

付き合いを増やす。これは勧めたいとは思わない。コミュニケーションが苦手な人はたくさんいる。そんな人に無理に人付き合いを増やせというのは、ストレスを増やすだけだ。孤独死は防げるかもしれないが、代わりに寿命が縮む。これほどそんな取引はない。

 

対策は何でもいい。支払いの一部を手渡しにするなど、集金が来なければいけない理由を作る。または、毎月、地元の同じ店に行く。「いつもなら来るはずなのに?」と思うような状況にする。生協や新聞など、毎日受け取らなければ溜まる状況にするのもいい。周囲に『おかしい』と伝わるようなシチュエーションになるよう準備しておくことが、いざという時に発見を早めてくれる。

 

年が若いからと安心はできない。最近は若年層の孤独死が増えている。平成30年東京都のデータだが孤独死された方8,348人のうち、0歳から39歳までの人が400人含まれている。約4.7%の人が40代以下だ。自殺や高齢者の孤独死と違い、若年層の孤独死のデータがあまりにも少ないので断言はできないが、とても少ないとは言えない数字だ。一人暮らしは危険と隣り合わせだ。

 

人類が地球上に増えたのは

団体だったからだ。

もし人類が一人だったら、

肉食獣に怯え続けていただろう。

 

参考サイト 

www.fukushihoken.metro.tokyo.jp

 

無縁社会

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