歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったり生きる』

『病院スクランブル』 第22回 決意

第22回 決意

 

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2019年3月1日 病院への道

 

私は診療所に向かっている。

恩人であるM先生に診てもらうためだ。

 

M先生は病院への不信感を

取り除いてくれた医師だ。

 

2015年の頃は

すぐ近くのトイレに行くのに

30分もかかるほど衰えていた。

 

月に1回ほど

痛みが弱い日があり外出できるのだが

1駅の範囲が限界だった。

 

しかも外出後1カ月以上

高熱や激痛で苦しむのと引き換えだ。

ひどい時は3か月も苦しんだ。

 

このまま死ぬのか

 

そう思っていたのだが

人間のやる気とは恐ろしいものである。

 

大好きなゲームの

大好きなキャラの

モデルになった刀をみたい

 

それだけで生きる気力どころか

リハビリする気にまでなった。



きっかけは2017年秋

 

ゲームにハマったおかげで

1日6時間ほど座れる程度には

体力と筋力がついていた。

 

あるニュースが流れた

 

毎年1月から2月まで

福岡で展示される刀が京都に来る

しかも開催は1年後、2018年秋だった。

 

大阪に住んでいるので

福岡は遠すぎる

 

だが京都なら

1年リハビリすれば

間に合うかもしれない

 

絶対に行くと決めた。



自己流リハビリで2017年12月に

杖を使って3分ほど歩けるようになった。

寝こむ期間も2週間ほどに減った。

 

自己流だったのは

病院に行くという選択肢が

浮かばなかったからだ。

 

寝たきりになる前

何件も、何件も病院に通った。

それでも原因はわからなかった。

 

時間と体力とお金が減るだけ

しかも医師の疑いの目がセットだ。

 

病院に行く必要を

感じられなくなった。

 

私は病院に行かなくなった。

 

熱が40度を超えても

ぜんそくの発作が4時間を超えても

体中が痛くて寝れなくても

 

救急車を呼ぶ気にもなれなかった。

 

原因不明で疑われるだけ

苦しみを信じてはもらえない

我慢した方がましだ

 

私はアレルギーで市販薬を使えないので

痛みを和らげることもできない。

 

それでも

病院に行く気にはなれなかった。

 

2018年秋に京都に行くと

決めるまでは……。

 

 

 

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