歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

『病院スクランブル』 今だけは滝に落ちる

今だけは滝に落ちる

 

2019年3月29日 会議室

 

女性側の食の話は、部屋中から響く拍手の音で終わった。次は男性側の話である。テーマは『未来への歩み方』である。

 

未来、と言われてもピンとこなかったが、道の歩き方の話でしっくりきた。

 

例えばツイッターのフォロワー数、100万人を目指していたとする。最初から100万人の人を目標にすると、ほぼ挫折する。インフルエンサーと呼ばれる万単位のフォロワーを抱えている人たちは、全員が高度なテクニックを使っている。なにより個性が強烈だ。ドラゴンクエストの初期装備ひのきの棒でたどり着けるような場所ではない。まずはフォロワー数100人、次は500人、1000人と将棋の段位習得のように1ずつ階段を上がっていく。

 

目指すゴールまでに、いくつかの目標チェックポイントを作る。そしてゴールをイメージしながら、目の前の目標をクリアしていく。RPGゲームも必須イベントはクリアする順番がある。クリアの順番を無理に飛ばせば、後から困る。ツイッターのフォロワー数を短期間で増やした人が、1年以内に消える。それは実力が足りていないのに、無茶をしたからである。体力と気力を使って、信用を無くす。頑張りの空回りは、あまりにもったいない。

 

ツイッターに限らず、農家の法則はすべてに当てはまる。毎日、手入れをしないと作物は美味しく実らない。ある月は朝から晩まで手入れ、次の月は何もしない。その次の月は、昼だけ手入れする。こんな不規則なことをしたら、植物は枯れてしまう。毎日コツコツが、結果的には最も早い。

 

『うさぎとかめ』の話は、現実そのものである。

 

 

ウサギとカメ (イソップえほん4)

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