歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

『病院スクランブル』 痛みはヘルプ信号

 

『病院スクランブル』 痛みはヘルプ信号

 

<2019年3月8日 歯医者ヘの道>

 

午前中は思う存分、ゲームと動画を楽しんだ。この貯まった気力で、挑むぞ。今日の午後は、歯医者の日だ。

 

これまでは体調が悪くて、クリーニングがメインだった。免疫はグダグダ、血の大事な成分である赤血球は小さくなっていたので、治療ができなかった。もし、この状況で歯を抜いたりしたら、血が作るのが間に合わなくて貧血、ついでに血圧がおかしくなる、熱がでる、傷口がふさがらない、その他たくさん以上が出る可能性大だ。歩けるほどに体調が回復したとはいえ、危険はまだある。だが、そうも言ってられない。

 

奥歯が痛い

 

たまに、とてもうずく

 

我慢も限界である。体調悪化が怖くて、奥歯が痛いのを「ちょっと痛い」と言って誤魔化していたが、そろそろ危険な気がする。我慢しすぎて、神経を抜く治療は二度とご免だ。小学生の時に、歯科医の方針で麻酔なしで抜いた。はっきり、言おう。トラウマだ。人生でトップ3に入る痛さだった。2位は腸の傷口に痛み止めの注射を2本さされたこと、3位は線維筋痛症がらみだ。

 

痛みも悪いことばかりではない。痛い信号を受信した脳が傷んでる細胞の周りを治せと、全身に指令を送る。それを受けた白血球や赤血球、免疫や内臓などが治そうと動き出す。これは痛みが強ければ、強いほど効果も強力だ。熱が上がるのも、身体が必死で治そうとしている証拠なのだ。痛みは、脳へのヘルプ信号なのだ。逆に言うと、薬で痛みや熱を抑え過ぎると脳が「大したことない」と判断するので、治りが遅くなる。

 

痛みは、身体の大事なシグナルだ。わかってはいるが、痛いものは痛い。我慢のしすぎはストレスになって、身体を弱らせる。何事もバランスが肝心だ。

 

だから私は、今日の治療で「奥歯がとても痛い」と伝える。この痛みだと抜くことになりそうだが、逃げることはできない。

 

ドクドクといつもより早い心臓の鼓動を感じながら、歯医者に向かった。



 

免疫革命

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