寝るときの心がまえは?
2020年1月22日 自宅
もやもやする。
今日も変わらず体調不良
意識が遠くなっちゃうよ
たくさん願望があるのに
身体がちっとも働かない
古いアニメの替え歌が、雲のようにいくつも浮かんでくる。
精神が追い詰められているようだ。
例年通り『刀剣乱舞』の新キャラが来るイベントがない時期で良かった。今の私なら、痛み止めを飲んででも長時間ゲームを遊び続けただろう。子宮から胎盤を押し出す薬を飲んでいるので、鎮痛剤を飲むのはよろしくない。どちらもキツイ薬なので肝臓や腎臓がピンチになる。それでも止められなかった気がする。
毎日ブログを書く、それ以外の予定がない。スケジュール帳も通院の予定以外は真っ白だ。映画を観たい気もするが、今の体調だと楽しめないだろう。
よし、決めた。
今日のブログ記事を書いたら寝る。
睡眠時間が10時間を超えるだろう。寝すぎは身体によくないが、現状はそんなことを気にするレベルじゃない。医師に「何かあったら、すぐに予約を気にせず来てください」と言われている。
ん?
何かが記憶に引っかかる。
思い出した。
内科の主治医に、「鎮痛剤で熱が下がらないなら点滴だね。吸引タイプの薬で、咳が止まらなくなったら救急車を呼びなさい」と言われていた。
もしや、私は睡眠時間を気にしなくていいのでは?
いやいや、ベッドに寝ている時間が長いと体力が落ちる。今は出血中なので例外なのだ。今は体力の低下を心配している場合じゃない。傷んだ身体を治すのが最優先だ。
ブログ記事を40分ほどで書き上げる。
お腹がギリギリと痛む。
パートナーの顔が今日も怖い。
「飯を食って、さっさと寝ろ」
はい、おっしゃる通りに。
消化のいい、栄養たっぷりの雑炊を食べる。
心も、身体も、あったまる。
ちょっと痛みが薄れた。
そのまま、ふとんに寝転がる。
まずは楽しいことを妄想する。脳内で物語をつくったり、好きな小説のエピソードを記憶で味わう。心が軽くなってきた。よし、寝るタイミングだ。
なぜ、すぐに寝ないのか?
悩みを夢に持ちこまないためだ。
悲しいとか、苦しいとか、これからどうしようとか、暗い気持ちに沈んだまま寝てしまったら、心身の疲れがとれない。落ち込みがひどすぎると、悪夢で追い打ちを食らってしまう。寝ているときまで、しんどい思いをするのは嫌である。
だから、寝る前に心のもやもやを一時起きする。友人が遊びに来るのに、部屋が見せられないほど散らかっている。そんな時に全部まとめてクローゼットに押し込むように、悩みを封じ込めてしまう。そして、にこやかに睡眠を迎える。片付けは睡眠が去ってから、ゆっくりと行えばいい。心の整理がつくまで、悩みの封印と解放の儀式を繰り返す。
10代の頃に、不眠症もどきになった。
そのとき、編みだした方法だ。
今では、電車の中でもスヤスヤと眠れる。
睡眠は心身を回復する大切な時間だ。この回復量が少ないと、いつまでたっても治らない。これは心も、体も、まったく同じだ。悩みの根っこを断とうにも、頭がぼんやりしていたら有効な対策が立てられない。大変な時こそ、しっかり寝る。睡眠不足は、お肌以外にも大敵である。
食事や運動は
衰弱がひどいと出来ない行為だ。
だが、睡眠は違う。
命がある限り、どんな時でも出来る行為である。
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