状況が変わったときは？
２０２０年１月１６日 自宅
うん、困った。
読解力クイズ【よむトレ】を、１月１８日からTwitterで公開する予定だった。告知も１１月、１２月に何回か流している。１２月に妊娠がわかったのは予想外だったが、なんとかなりそうだった。だが、全身麻酔の手術はさすがに手に余る。
月～金の投稿で１日に問題１問、金曜日に詳細解説の小説、土日は休みにしている。ブログと同時更新でも、体調を崩しても大丈夫なように組んだ。だが、手術までは想定していない。手術の経験はあるが、これまでは局部麻酔だった。しかも、私には薬でひきつけを起こした過去がある。
毎日、投稿できる自信が欠片もない。
ただでさえ、今は感情がマヒするほど心にダメージを食らっている。そこに新しい企画を始める心身への負荷が加わり、手術の身体ダメージも追加される。どう考えてもオーバーキル、一撃退場ものだ。
告知したので、読者の皆さまとの約束は守りたい。だが、更新を続けられる未来がみえない。気合いで１ヶ月ぐらいは頑張れそうだが、途中で力尽きるのを避けられそうにない。下手をすると、ブログの更新すらできなくなる。
これは、延期するしかない。
事情をぼかして、読解力クイズ【よむトレ】の延期をTwitterで報告する。いいねをつけてくれるフォロワーの皆さまには、感謝の言葉しか浮かばない。なにかを勘づいているフォロワーさんもいる。ヒヤヒヤダ。
年の初めに暗めの話はしたくない。そのうち詳しい事情を記事にするので許してほしい。今の心情を語るのは初夏になるだろう。
こういうとき、記事がリアルタイムでないのが救いだ。心の整理がつくまで、言葉にすることが私にはできない。多くの人に強靭な精神と言われているが、常に穏やかなわけじゃない。取り繕うのがうまいだけである。幼少期から磨きぬいた演技力は伊達ではない。
Twitterでのあいまい報告がうまくいった。
あとは、手術の日までにブログ記事を書きためるだけである。
ただ、今日は止めておこう。
冷や汗の量が多すぎる。
朝決めた予定だろうと、状況が変わればサクッと変える。
軟弱ものと、呼ぶならば呼べ。
１５年ほど昔、手術の３日前に熱３９度を出した経験で学んだ。医師は予定を変更して検査はキャンセルしたが、手術日は変えなかった。医療の現場では状況がコロコロ変わるので、予定変更なんぞ当たり前だと目撃した。私は確信した。予定変更は必要な行いだ。無理に予定どおりにしようとする方が有害なときがある、と。
計画通りに物事を進められるならば、素晴らしい。だが、長期的な計画であるほど想定通りにはいかない。だいたい、ひとつやふたつはトラブルが割り込んでくる。腹を立てても、悲しんでも、状況は何ひとつ変わらない。大事なのは状況を分析して、最も良さそうな対策を考えることだ。嘆くのは対策を実行した後で十分だ。
読解力クイズ【よむトレ】の公開を２月に延期した。せっかく、延期したのだ。考えていたものをそのまま投稿するのでは、あまりに芸がない。どうせ、満足に動けないのだ。この時間を使って、クイズの質を上げよう。
そんな風にネタを考えながら、眠りについた。
予定は、変更が前提で組むと安定する。
e-hon（２０２０年５月２８日、売切中）
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自己紹介でもある記事
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