歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】編集さんはみている

編集さんはみている

 

2020年2月24日 自宅 

 

私は毎日、ブログ記事を書いている。1日1,000字は投稿している。1,000字以上になる日が多いので、少なく見積もっても20万字は超えている。この字数はアレである。

 

本1冊分の文章量

 

ぼんやりと本を出版できたらな、という想いはある。だが、焦る気もなければ、無理やり出す気もない。書いた文章を読んでもらう、一番大事な目的はブログ記事で叶っているからだ。

 

文章も人との出会いと同じで、ちょうどいいタイミングで読むべき相手に届くようにできている。頑張りすぎている人に届けたい、読者さまのコメントをみるに私の願いは叶っている。ありがたいことだ。

 

本の出版、実は難しくない。お金さえあれば、数万部の出版すら簡単だ。電子書籍なら、お金もほとんどかからない。ISDNコードにこだわらなければ、昔から同人誌というものがある。同人誌をなめてはいけない。定期的に数千冊、万の冊数を売り切る同人作家もいる。

 

叶えるのが大変なのは商業出版、出版社がお金を出すパターンである。ちなみに、自分が出すのは自費出版と言われている。

 

人が『本を出したい』と語るとき、それは商業出版のことだ。何冊も本を出版した人がいうに、大事なのは編集さんとの付き合いらしい。どの編集さんと組むかで本の発行部数も、続刊が出せるかも大きく変わると語っていた哀しい話も聴いた。

 

詐欺

 

出版セミナーとか、『本を出しませんか?』とか、多くの誘いがある。その中には、商業出版と偽った自費出版がゴロゴロある。契約書なき約束の恐ろしさにブルっとした。夢につけこむ詐欺はどの時代もなくならない。

 

そういう詐欺を避けるためにも、どの編集さんと組めるかが大事だと力説された。はー、はーと私はうなづくばかりだ。友人・知人に作家がいると、本を出版した人しか知らない体験が聴けるのでありがたい。なぜ、作家の知り合いが増えたか?

 

活字中毒だから

 

本の感想を送ったら返信があったり、たまたま参加した読書会で盛り上がった相手が作家だったり、友人が出版デビューしたり、思ったことをそのまま語っていたら増えていた。作家の知り合いを増やそうとして、増えたのではない。

 

Twitterのフォロワーさんに作家がいるのも、まったく同じ理由だ。何度も読み返すほど大好きな本の感想をつぶやいたらフォローされていた。このパターンで編集者のフォロワーさんもいる。何も考えちゃいない。少しは考えろ、と自分でも思う。

 

出版経験者の知り合いが増えた結果、作家志望の人に出会うことも自動的に増えた。よく調べている方は言う、『編集者と親しくなりたい』。まず、叶うことはない。

 

現代の編集さんは忙しい。そして、出版したいと寄ってくる人は嫌になるほど多い。才能がある人を常に探している。けれども、すべての人に会う時間はない。発想の転換がいる。編集さんが時間を使いたいと思う存在になればいい。

 

これ、手間もお金もいらない。

すごく簡単な方法がある。

 

Twitterで読書感想を書けばいい。

ブログ記事を組み合わせれば、なお効果的だ。

 

新刊の読書感想であれば、まず編集さんはみている。活字中毒にとって胸が痛いが、最近は本が売れにくい。だから、出版社も必死だ。少しでも本を売ろうと、涙ぐましい努力を続けておられる。SNSで編集さんが投稿しているのも、その一環である。自分が担当している本のタイトルは必ずキーワードチェックしている。販売につながる感想だと感じれば、リツイートしてくれる。

 

この方法、なぜ編集さんに自分がフォローされたかを分析してわかった。読書感想にも人柄・知識・文章力は現れる。自分の存在を編集さんにアピールできる、いいチャンスである。

 

営業時代に気づいたが、人は自分にメリットがあれば時間をいくらでも与えてくれる。10分の予定が4時間になったことは何度でもある。むしろ、帰れなくて大変だった。相手の立場に立って考える、これは編集さんと親しくなりたいときも有効な手だ。

 

ちなみに、私はこの方法を意図的には使えない。私の手は自動筆記だからだ。頭に降ってきた言葉しか形にならない。これは読書感想でも同じだ。頑固なのは、本体と変わらないようだ。残念。

 

 

相手目線は、多くの問題を解決してくれる。

驚くほどの早さで。

 

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