歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】本性を隠せてない

本性を隠せてない

 

2020年4月7日 自宅 

 

はー

 

ぽちっと解除ボタンを押した。

 

 新型コロナウイルスの騒ぎが始まって、3か月以上が過ぎた。その間に反感をかきたてる言動で批判を浴びた人がゴロゴロいる。そこまでじゃなくても、ぺたりと張り付けた仮面がはがれた人もいる。今年に入って、私が解除したメルマガやブックマークの数は二桁だ。

 

修羅場になると本性が出る。

 

幼稚園で学んだ原則、そのままの文章がたくさんだ。ポジティブがいいだの、愛がすべてだの、分かち合いが当たり前だの、聞き心地のいい言葉をつづっていた人たちの安定が崩れた。

 

不満をぶちまける。

減った収入を嘆く。

自由に動けないと喚く。

 

去年までの宣言はなんだったのか?

 

真正面から問いかけたくなるような、怨念混じりな発言が激増した。私はツッコミを入れるほど親切じゃない。ただ、解除ボタンや削除でつながりを断つだけだ。

 

私の巡回基準はシンプルだ。

面白いか、学べることがあるか。

 

自分が受け入れやすいかは関係ない。学べるところがあると感じれば、考え方が自分とは真逆であっても訪問する。だが、ある一定のラインがある。その線を越えたら、どれほど学べるものがあってもぶった切る。

 

配達の人間はバイキンだ。

医療関係者の子供は隔離しろ。

感染症で弱い奴が死ねば、財政は楽になる。

 

私の中ではアウトである。配達の人や医療関係者の子供が感染する機会が多い。高齢者や病気持ちが減れば、たしかに医療費負担は減る。事実の一部であることは否定できない。けれども、こういうことを投稿する人と関わりたくない。

 

「余裕がないから、いつもと違うんだよ」

 

 その言は合っている。世界中がパニックになるほどの修羅場が来なければ、一生涯、表に出なかったかもしれない。だが、修羅場で出た言動も本性である。普段の穏やかさも、優しさも、ウソではない。『美しく、醜い』、両方を兼ね備えているのが人間である。ただ、追い詰められれば、また同じような言動をする。

 

 そういう本性があると知っても、付き合いを続けたいか?

 

判断するのはココである。

 

解除したメルマガや削除したブックマーク先は、感染症の流行騒ぎの前から『ん?』と気になる点があった。サッカーでイエローカードを出されていた選手が、レッドカードで退場を食らったようなものだ。心が不安で満たされる前から、言葉の所々に傲慢さがにじみ出ていた。ダメ判断ラインの内側だったから、スルーしていただけだ。

 

多くの人の目に触れる文章は、投稿前に軽く見直しする人が多い。問題ないと感じたから、世の中に発信したのだ。つまり、他者からみておかしな発言だとしても、本人にとっては当たり前を投稿しただけだ。ノリで書いた? その場のノリでも、思ってもいないことは言葉にならない。ただの言い訳である。

 

発言というのは取り消せないものだ。特にネット上の言葉はデータとして、文明が崩壊するまで残る可能性が高い。投稿ボタンを押す前に、どう他者に受け取られるか考えればいいのに。

 

いや、考えても無駄か。

それが、その人の本性なのだから。

 

 

 発する言葉ほど、

人をクッキリとうつす鏡はない。

 

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