パートナーがプンプン
2020年5月21日 自宅
ドタドタ、バターン
うるさい。
どうやらパートナーに何かあったらしい。この音は機嫌が悪いパターンだ。付き合いも10年を超えると、顔を見なくてもわかることが増える。なお、しょんぼりしているときの音はドターンドターン、パタンだ。
プンプン
マンガならこんな表現か。朝一から不機嫌とは元気な人である。寝起きはボーっとしている、低血圧の私にはできない所業だ。本日はじめての顔がプンスコなので、何が原因かさっぱりわからない。こういう時の対処はこれだ。
聴く。
相手に顔を向けて、ひたすら聴く。とにかく聴く。ツッコミを入れたい発言があっても、ただただ聴く。興奮しているときに何を言っても心には届かない。澄みわたった空とまでいかなくても、せめて曇り空になるまでは聴く一択だ。
30分経過
やっと落ち着いたようだ。
心臓が悪いので、あまり興奮してほしくないのだが。
今回は寝ている間に届いたメッセージにイラッとしたようだ。私には何も関係がなかった。完全なるとばっちりである。まったく、困ったちゃんだ。
だが、こうも捉えられる。素直に感情をさらけ出す。これは信用されているということだ。30歳下に関係ないことでグチるなんて、どう考えても甘えである。パートナーは気軽に感情を吐き出すタイプではない。どちらかというと、強がって平気なふりをするタイプだ。そう考えると、かわいいと思える。
グチを言うだけですっきりする。
人には、ただ話を聴いてもらいたいときがある。下手な口出しは逆に相手を追い詰める。アドバイスが欲しい時は、そういうシグナルが相手からでる。グチの場合は自分の話を聴いてほしい、アドバイスはほしくない。これが、ほとんどだ。
だから、今回もパートナーの話をふんふん聴いていた。心の中で「これはパターン4のムカつきだな」なんて分析しながら。何百回もムカついた話を聴けば、似た話が何度も出てくる。ただし、語っている本人は気づかない。ヤレヤレダ。
聴く。
これは疲れる行為だ。
ただし、話し相手の好感は得られる。
honto
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