良い習慣をまた減らした
2020年8月8日 自宅
仕方ないか。
こういう時は自分の身体を恨みたくなる。
へっぽこという言葉で収まらないほど貧弱、そんな私だが毎日続けている事がいくつかある。文章を読むこと、お話を脳内で作ること、ゲームを楽しむこと、この3つは幼稚園に入る前から続いている。文章を読む方法が紙からインターネットへ、お話が脳内から投稿へ、将棋・囲碁から据え置きやPCへ、メインの対象や関わり方は変化したが飽きもせずに続いている。
これ以外の習慣が続かない。
ゆるく継続しているものはある。だが、毎日となると読む・妄想・机上の遊戯の3つしか残らない。他のものは、どう頑張っても続かない。医師に笑ってない眼で示された「自力で1日1回は立ち上がる」、これは3年ほど続いているが。継続できない理由は、いつもこれである。
体調悪化
1か月ぐらいは余裕、3か月もボチボチなのだが、それ以上となると難易度が上がる。学生時代もそうだった。無謀にも毎年、今年こそは皆勤賞と頑張るのだが2か月目で倒れた。仕事勤めはもうちょい頑張ったが、週5でも2年は続かなかった。半年自宅で安静とか、入院とか、寝たきりとか、どうにもならなくなる。
今回も英語学習と字・絵の練習を打ち切った。座っているだけで腹痛&流血が悪化するのでいたしかたない。症状がひどくならないのなら継続できたのに。今更、痛みや出血ごときでジタバタするような人生を歩んではいない。ただ、体調悪化は困る。入院すると自由度が下がってしまう。感染症対策で大変な方々の負担も増やしたくはない。読める英文が増え、へたっぴな字も元がわからない絵もマシになってきたのに。痛恨の極みだ。
悔しいので、毎日の習慣にできる条件を考えてみた。今は体調が悪化しているタイミングだ。厳しい条件を考えるにはとてもいい環境である。臨場感あふれるシミュレーションができそうだ。私はマイナスのまま手ぶらエンドが嫌いなのだ。
・体温38度以上
・喘息の発作中
・アレルギーで皮膚がぐちゃぐちゃ
・流血あり
・寝不足
・食欲不振
・指を動かすだけで全身が痛い
・箸を手が震えて持てない
・頭痛・腹痛など動かなくても痛い
すべてが発生かつ1か月以上続く。
それでも、欠かすことなく行える。
これが、毎日継続の最低条件という結論が出た。
なにこれひどい。
言語化したら、自分自身のことなのにドン引きした。しかも、これは最低条件だ。身体の異常は他にもまだまだある。人生トラブルや夢にトラウマ来襲など、予想外なイベントも飛び込んでくる。「習慣? はは、諦めろ」と他人事なら判断しただろう。自分事なので逃げられない。え、これどうしたらいいの。むしろ、3つとはいえ毎日の習慣があることが奇跡な気がしてきた。
発想を変えることにした。どう考えても、毎日の習慣を増やすことは無理がある。これ以上、体調が悪化すれば3つの習慣すら継続が断ち切られてしまう。寝たきりでも途切れなかったが、あれは若さが残っていたからだ。加齢とともにさらに体力は落ちる。また寝たきりになった時、以前のように継続できる保証はない。状況を良くするのではなく、現状の幸運をいかに伸ばすかに重点を変えた方がよさそうだ。
言語化というのは、やはりいい。
見ないフリをしていた現実を、目前に叩きつけてくれる。
これまでの経験を踏まえると、3か月は高確率で継続できる。ならば、3か月で終わるように計画を立てればいい。アニメが毎週放送から26話でいったん締め、休みを置いてまた再開という形になったのをまねればいい。3か月頑張ったら、体調が回復するまで休む。そして、また再開する。毎日継続よりも効果が落ちるが、途中止めを繰り返すよりはよっぽどいい。
健康な体で生まれれば、こんな調整はいらないのに。
思わなくもないが、これが私が持って生まれたカードのひとつだ。配られたカードで生き抜くしかない。それに、強いカードとは言えないが貧弱体質カードを持つものにしか知りえない学びをたくさん得ている。感染症が流行している今、その頂いた学びの有用さを実感中だ。
私の寿命が老年まで尽きなければ。
おそらく、さらに感謝することになりそうだ。
身体が自由に動かなくても。
思考がうまく回らなくても。
読む・妄想・机上の遊戯
どれも、楽しむことができるのだから。
なぜ、この3つの習慣が残ったのか。
深く理解できた1日となった。
習慣になるもの
それも、人生とつながっている。
自己紹介でもある記事
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