人生トラブルは習慣チェックのチャンス
2020年5月3日 自宅
なんとなく、年が明けてから今日までを振りかえってみた。日常生活が大きく変わった気がする。私の場合は感染症の流行が原因ではない。
流産による体調不良
流血は1ヶ月ほどで止まったが、失った体力が今も戻っていない。流血中よりはマシにはなったが。去年と比べると、体を動かせる時間が半分は減った。3月まではろくに起き上がれなかったので筋力も落ちた。精神ダメージは言うまでもなく。結果、生活を変えるしかなかった。
習慣を極限まで削る。
去年までと同じ生活は続けられなかった。優先順位の低いモノからガンガン削った。もったいない感情で選択が甘いときは体調がさらに悪化した。削れるだけ、削るしかなかった。結果、残ったのはこれである。
言葉の読み書き
ゲームで遊ぶ
動画を観る
この3つだけが残った。
欲望に正直すぎて、我が事ながら笑えた。
習慣を削っている最中は、痛い・発熱・意識が遠いの三重苦である。建前が入り込むスキマが1mmもない。体温が40℃でも、ペンが持てないほど体が痛くても、目の前がかすんでいる状況でも変わらず行動できるか。その選別で残ったのは、これだけだった。
体調は戻ってきたが、手放した習慣のほとんどは戻していない。選ばなかったということは、無くても困らないということだ。残ったものを軸に習慣を組み直した。無駄な習慣を止めることで、新しくできることが増えた。やっぱり、マイナスだけの出来事はない。習慣チェックのいい機会となった。
人は惰性の生き物だ。習慣を始めるのも難しいが、どちらかというと習慣を止める方がもっと難しい。その難しさは、書店で数限りなくあるダイエット本が証明している。自らの意思だけで習慣を止められる人は少ない。人が習慣を手放す絶好のタイミングは、人生トラブルだ。どうにもならなくなれば、強制的に習慣を変えるしかなくなる。そのとき、自分にとって大事なモノが浮かび上がる。なぜならば、どうしても大事なモノは手放せないからだ。
人生トラブルも悪いことばかりではない。
自分自身を教えてくれるのだから。
選択は、その人自身である。
honto
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