歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】体調不良が長引くときの過ごし方

体調不良が長引くときの過ごし方

 

2020年7月7日 自宅

 

慣れている。

 

いや、ありふれた日常か。

 

 

今日も体の調子が良くない。そう伝えたら、「あんたに体調がいい日はないだろ」とパートナーに言われた。ひどい。体調の悪さの差ぐらいはある。ちなみに、その差は大きく分けて三段階ある。我慢すれば動ける日、薬を飲めば動ける日、何をやっても無駄な日だ。そして、この違いもある。

 

期間の長さ

 

数日でマシになるパターンと数週間または何か月もズルズルとキツイ不調が続くパターンだ。一週間以内で体調悪化が止まるならば、ちょっと作業や予定を減らすだけでいい。それ以上なると、減らすだけでは足りない。というより、体調悪化前の体力で組んだ予定をこなそうとするとさらに体調が悪化する。仕方がないので、ぼけた頭を動かして日課から組み替えていく。

 

例えば、座って15秒で冷や汗が出るようなときはブログ記事を書くぐらいしかできない。ふとんでダラダラ、17時ぐらいに文章を書きだし投稿、またふとんに戻る。ゲーム『刀剣乱舞』はログインのみで終了、休み休み文章を寝転んで読むだけの生活になる。これほど、ぐうたらを極めているのに体温上昇で顔が真っ赤になり「ただ寝てろ」と濡れタオルを投げられたりする。瞬間湯沸かし器のように体温がパカパカ上がるので、何かにつかまらずに歩くこともできない。木に登っていないナマケモノ状態である。

 

この時の心境はあきらめだ。やりたいことはプカプカ浮かぶが、体力を使う最優先対象は身体の回復である。ここで無理して作業をするとさらに衰弱する。入院となれば、ブログ記事更新もゲームもやりづらくなる。少なくとも、ちょっとしたことで冷や汗をかかなくなるまでは寝る一択だ。

 

こんな症状が年数回ならいいのだが、私の場合は日常の一部である。逆に言えば、慣れきっているので動揺はない。金縛りのように身体が動かなくても「またか」でしまいだ。日課の調整も含めて、ロクに動けない場合の行動パターンも出来上がっている。物事が思うようにならないなんて幼少期からのお約束だ。

 

だからこそ、感染症の流行で多くのことが変わっても動揺がない。私にとっては、安定が崩れることはただの日常だ。手に入らないのも、中止になるのも、条件が変わるのも、これまでの人生で数えきれないほど味わった。数時間後に意識がある保証すら私にはない。ないないだらけの人生のおかげで、今世紀最大の世界レベルの変動でも平常心でいられる。なんとも、皮肉だ。

 

日常がデッドオアアライブは楽ではないが、

世の中が荒れても穏やかでいられる。

 

平地が多い人生と山谷だらけの人生

 

どちらがいいのだろうか?

 

これもまた、答えのない問いだ。 

 

 

あきらめは

後ろ向きの心境ではない。

 

あきらめるからこそ、今にすべてを注げる。

 

 

 自己紹介でもある記事

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