白の黒、黒の白を書きたい
2020年9月21日 自宅
何が書きたいのか?
これが、最も大事な気がする。
私は読むのが好きだ。だから、毎日のようにネットの海をブラブラしている。プロフィールとか、ランキングとか、評価とか、文章以外のものは読んだ後にチェックする。なので、残念すぎる文章に当たることが多い。内容どうこうではなく、それ以前でつまづいている。
何が言いたいのか、さっぱりわからない。
こっちの理解力が低いせいかもと毎度疑う。再分析しても、やっぱり伝えたいことがわからない。おそらく、書き手の頭の中で伝えたいことが固まっていないのだろう。伝えたいことの核がふにゃふにゃなのだ。読み手に意思が届くはずもない。
ありがたいことに、私は「何が言いたいかわからない」との感想が届いたことがない。文章を学びに行った先でも「提出したすべての文章に同じ軸がみえる」と言ってもらえた。とても嬉しかった。ハッキリと言葉にしなくても、伝えたいことが届いていたので。
白の黒、黒の白を描く。
良いことにも悪い部分があり、悪いことにも良い部分がある。つまり、「こんな見方もあるよ~」という物事の光が当たりにくい面を言葉にする。これが、私の文章の軸だ。
生を授かったときから貧弱体質
いじめ、貧困、虐待のコンボ
自分も周りも死に近い
現代日本では少数派のステータスが多い。同年代とは、就職氷河期の大変さやアニメ・ゲーム感想ぐらいしか話題が一致しない。どこまでも感覚ぼっちだ。
そういう感覚ぼっちだからこそ、みえる世界がある。
多数派が味わったことのない経験がいくつもある。それゆえに、気づける視点や物事がある。良く言えば個性的、悪く言えば変な考え方を素に文章にしている。だからこそ、テーマはそれぞれ違ってもすべての文章に統一感があるのだろう。自分としては、浮かんだ言葉をつづっただけなので自覚は少しもないが。
個性はつくるものではない。
元々、存在するものだ。
読み手が感じる個性の強さは
伝えたい想いと表現力の差にすぎない。
どれだけ読んだかわからないほど、文章に触れた私の結論だ。
キッパリと言い切れない意思
そんなんじゃあ、受け手に伝わるはずがない。
どれだけ批判されようと言葉にする。
そこまで思い切っても、
10分の1も伝われば上出来である。
他者に意思を届けることは難しいのだ。
自己紹介でもある記事
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