予定変更は時刻表トリック
2020年3月18日 自宅
アカン、
これはアカン。
冷や汗ダラダラだ。
中止するしかなさそうだ。
ガックリ
今日は、どうしても参加したい勉強会があった。オンラインなので、体調不良でもOKだ。相手に病気をうつす心配がない。安心して参加できる。と、思っていたのに。
座って30秒でダウン
頭とお腹の痛みが尋常じゃない。モニターに映る自分の顔で冷や汗が確認できる。ガラスがぐっさり刺さった、それぐらいの痛みなら笑顔を保てる。だが、この痛みは無理だ。痛すぎて、指が震えてくる。試してはいないが、声も震えるだろう。
これは、ごまかせない。
残念だが、欠席するしかなさそうだ。
恒例、予定パズルの開始である。
だてに貧弱体質を39年も抱えていない。予定通りにいかないなんて、子供の頃から慣れっこだ。お出かけ15分前に高熱が出て中止、何度、涙をのんだことか。行けなかった遊園地、映画館、旅行、小学生の頃にはあきらめに慣れた。修学旅行と林間学校も幾度か欠席している。予定通りにいかないことすら、計画の内である。
さて、今回は勉強会の組み換えである。この勉強会は12回コースだ。今日休んだ分の遅れを、どう取り戻すかだ。幸いなことに、今日休んだ内容と同じテーマの勉強会が数か月後にある。
数か月後の予定を確認する。う~ん、この週は通院のタイミングと被りそうだ。日にちは外せそうだが、連続2回の予定になる。数か月後に体調が戻っている保証はない。もし、体調が不安定でも調整できるように、前後の予定を確認する。
すべて、ズラセる予定ばかりだ。多少の無茶をしても、寝込む用の予備日を多めに挟めば乗り切れそうだ。方針はまとまった。
予定パズルのクリア時間:3分
なかなかのタイムだ。
いつも、これぐらい予定の調整が簡単なら楽なのに。
水色の気分を抱えながら、勉強会の主催者に欠席と数か月後の勉強会に参加する意思を伝えた。こころよく受け入れてくれた。ホッとした。これで、安心して寝込める。連絡だけで消耗した身体をふとんに横たえた。
予定変更は、犯罪者のアリバイ作りのようなものである。電車の時刻表を利用したトリックがよく似ている。直通ルートでは間に合わない。その時間に、電車を乗り継いでたどり着く。時刻表のつながりを確認することで、到着できるルートを見つけ出す。予定変更も同じだ。自分と相手の状況と予定を分析して、最良の結果になるよう作戦を立てる。あとは、その作戦に沿って予定を組み換えるだけだ。私にとって、スケジュール帳はパズルゲームである。
予定通りにすすむのならば、こんな手間はいらない。だが、予定というのは冒険である。長期の予定であるほどトラブルモンスターが現れる。天候大荒れ、集まりが悪い、体調不良、突然の訪問者など、あらゆるモンスターが襲いかかってくる。予備日と言う防具と柔軟な頭脳という武器が無ければ、ゴールにたどり着けない。仲間がLvカンストならば、ボケーとしていられるが。
予定は脅かされるもの
うまくいかない覚悟を決めておくと、心穏やかに過ごせる。
そして、前フリをしておく。
「体調が不安定なので、欠席するかもしれない」
予定破り常連の生きる知恵である。
「予定通りに行われている」
この発言は、
トラブルが起こるフラグである。
すでにトラブルが起こっていても
まったく不思議ではない。
むしろ、
別の意味でとらえる言葉だ。
『トラブル発生中』
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自己紹介でもある記事
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