歩くリトマス試験紙の反応記録

『ありのままに、ゆったりと、みんなで』

【歩くリトマス試験紙の反応記録】Web会議は疲れに差がある

Web会議は疲れに差がある

 

2020年5月15日 自宅

 

つかれた~。

 

 

Web講義に参加した。2時間の予定が2時間半に伸びた。身体はヘロヘロである。1時間を超えるものはどれも疲労が激しい。

 

講義、勉強会、読書会、お茶会、飲み会

 

呼び名はいろいろあるが、強引にまとめてしまえば全てWeb会議と言えなくもない。他者の意見を聴き、自身の意見を言う。そして、ぼんやり聞いているだけで終わるときもある。この基本はどれも同じである。

 

このWeb会議、基本は同じだが主催者の熟練度で疲労度が大きく異なる。明日に響きそうなほど疲れる会議もあれば、逆に元気をもらえる会議もある。健康な人なら差に気づかないかもしれないが、私は体力へっぽこである。疲れてくると冷や汗が出たり、顔色が変色するので差がとてもわかりやすい。ちなみに顔色の悪さは、青・赤・黒の順である。

 

疲れない会議はテンポがいい。待ち時間というのがほとんどない。おそらくリハーサルをしっかりしているのだろう。トラブルが起こっても、対処しながら進行は止めないような離れ業を繰り出す。

 

なにより、参加者が飽きないように工夫されている。少なくとも、3分ぐらいで見ている画面や会話する人が変わっていく。何十分も同じ画面が延々と流れるような状況はない。変わらない場合でも、チャットなどでみている人たちに参加してもらうなど動きがつけてある。数分ごとに、参加者全員が作業するようなWeb会議もある。

 

Web会議の最大の弱点、それは一体感がないことだと感じる。同じ会場に人が集まっているならば、多少つまらなくても耐え切ることができる。だが、Web会議にはそんなものはない。自宅参加だと、すぐ傍に続きが読みたい本やプレイを進めたいゲームがある。目の前に楽しい世界があるのに、なぜこんな時間の無駄づかいをしているのだろう。参加を決めた自分を責めたくなる。おまけに疲れるWeb会議は時間延長の確率が高い。会議の悪いところは、ネット上でも同じだと痛感する。

 

ここに自分の顔が映っているという事実が追い打ちをかける。カメラが目の前にあると、なぜか疲労度が増す。だから、私は映さなくていいWeb会議でもカメラを切っている。これは疲れ隠しの意味もある。画面にカメレオンのように顔色が変わる生き物が映っていたら気が散る。表示されていなければ、周りには体調悪化は気づかれない。声だけなら、いくらでもごまかせる。

 

対面の会議のようにうまくいかない。そんな記事をよく見かける。場所が変われば、やり方が変わるのは当然の話だ。対面のやり方をそのままWeb会議に持ち込むのは、近くの山を登る装備でエベレストに挑戦するようなものだ。同じ登山だが環境が違えば装備が変わるように、ネット上という環境に合わせた工夫がいる。

 

これまでと同じが通用するほど、Web会議の世界は甘くない。

 

 

人類が生き残れたのは、

どんな生き物よりも環境に適応したからだ。

 

環境に適応できなかった生き物は

すべて滅んでしまった。

 

 

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 自己紹介でもある記事

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